次世代の党選対本部総括会議であいさつする平沼赳夫党首。右は石原慎太郎前衆院議員=19日午前、衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)

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 次世代の党は19日、衆院選で19議席から2議席に激減したことを受け、選対本部総括会議を国会内で開き、党を存続させる方針を確認した。

 来週中に両院議員総会を開き、落選した山田宏幹事長ら党幹部の後任人事や今後の党運営などを協議する。

 平沼赳夫党首は「非常に厳しい審判を受けたが、党再生に頑張っていかなければならない」と指摘した。政界を引退した石原慎太郎最高顧問は、落選した前職に「十分な応援ができなかったことは申し訳ない」と陳謝。平沼氏も「力不足でご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪した。

 衆院選で次世代から当選したのは平沼氏と園田博之顧問だけで、参院の7人とあわせ、現在9人が所属している。このうちアントニオ猪木参院議員は投票日直前に離党届を提出しており、党再生は一筋縄ではいかなそうだ。