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総選挙など

 石破 茂 です。
 第四十七回総選挙も終わり、おかげさまで十期目の議席をお預かりさせていただくこととなりました。
 選挙中、また選挙後に賜りました、全国の皆様の幾多のご厚情、ご支援に対しまして心より厚く御礼申し上げます。誠に有り難うございました。

 当選十回、というのはなんだか自分でも信じられないような気が致します。随分と長くやらせて頂いたものだけれども、一体国家のために何を為したのだろうかとの思い、そして二十八年前の初当選の頃の思いと、この間に起きた様々な出来事が脳裏を去来して、とても複雑な感慨を抱いています。
 やはり先帝陛下の崩御以来、世の中は随分と変わってしまったように感じられます。人生、本当にあっという間なのですね。今上陛下の大御心に沿い、何か少しでも世の中のためになることを遺しておきたいと痛切に思います。

 自分の選挙に関して言えば、今回は初日と最終日夕刻の二度、選挙区に入ることが出来ました。自分を議員たらしめてくださっている選挙区の有権者各位にきちんと自分の声でお願いするのは、やはり選んでいただく者としての原点だと思います。
 悪天候や低投票率、毎回高いご支持を頂いてきた東伯郡湯梨浜町が今回から鳥取県第二区に編入されたこともあって、得票は減ってしまったものの、不在の選挙を精一杯戦ってくださった地元の皆様のおかげで、得票率は全国第三位という結果をいただきました。本当にありがたいことと感謝いたしております。

 それにしても、全国を廻ってみて今回の選挙ほど、有権者のよく言えば冷静、悪く言えば冷淡な反応を感じたことはありませんでした。街角で、あるいは対向車から手を振って下さる方は前回の四分の一ぐらいしかおられなかったように思います。
 政権交代の高揚感に欠けたとはいえ、獲得議席数と有権者の心理に乖離があるとすればこれは由々しき事態なのであり、我々はその間隙を埋める努力をしなくてはなりません。
 大勝させて頂いたことに感謝しつつも、民主主義とは一体何なのか、選挙中何度もその思いにかられたことでした。

 この時期に選挙を挟んでしまったため、選挙後の日程は恐ろしくタイトなものとなってしまいました。
 年内に国としての長期ビジョンと総合戦略を纏めてしまわねばならず、補正予算の編成とも重なって、今年一杯は心身ともに相当に厳しいことになりそうです。
 選挙中は精神的には躁状態が続いていてそう疲れを感じないものなのですが、選挙後三日目以降くらいからどっと疲れが押し寄せてきて、正直かなり辛いものがあります。年内何とか乗り切ってしまわなくてはなりません。

 週末は20日土曜日が自民党長崎県連政経セミナーで講演(長崎市・佐世保市)。
 21日日曜日が「スタートアップ都市推進協議会」のシンポジウムで開会挨拶、という日程です。
 年末の喧騒の中、日々だけが慌ただしく過ぎ去っていくような、そんな毎日が続きます。
 皆様お元気でお過ごしくださいませ。

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