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【皇室ウイークリー】
(362)両陛下、先の大戦の激戦地パラオの大統領をご歓待 悠仁さまが宮内庁職員文化祭で発表された「ご研究」は?
パラオは先の大戦時、日本の委任統治領だった。昭和19年にペリリュー島が日米の壮絶な戦いの舞台となり、日本軍の約1万人が玉砕した。両陛下訪問時は、同島最南端にある「西太平洋戦没者の碑」で供花されるとみられる。
会見では、大統領から遺骨収集に協力していることも伝えられ、陛下は謝意を示されたという。会見後、両陛下で御所での昼餐に招かれた。
陛下は19日、皇居・宮殿で安倍晋三首相や閣僚らを招いた恒例の午餐を催された。皇太子さまも陪席された。
皇太子さまは14日、東京・目白の学習院創立百周年記念会館で学習院OB管弦楽団の定期演奏会に出演し、ドボルザークのチェロ協奏曲でビオラを演奏された。皇太子妃雅子さまと長女の敬宮(としのみや)愛子さまは、客席から拍手を送られた。皇太子ご夫妻は引き続き演奏会を鑑賞されたが、愛子さまは途中で退席された。
秋篠宮ご夫妻は17日、埼玉県越谷市の埼玉鴨場に駐日外国大使夫妻らを招き、伝統のカモ猟でもてなされた。英レスター大大学院に留学中の長女、眞子さまは同日、冬季休暇を利用し、一時帰国された。佳子さまが20歳を迎えられる29日の誕生日を祝い、来年1月2日の新年一般参賀も参加されるという。
宮内庁によると、11月下旬に宮邸で転倒し肋骨(ろっこつ)や足を負傷した常陸宮さまは、足の痛みが残るものの、リハビリで歩き始められているという。