【12月20日 AFP】米政府は19日、全世界の米国人を対象とした渡航警戒情報を発出した。オーストラリアで発生した立てこもり事件を受け、クリスマス休暇中の移動に警戒するよう呼び掛けている。

 米国務省は公表した文書で、豪シドニー(Sydney)のカフェで15日に起き、人質2人と犯人が死亡した立てこもり事件に言及。「米国民が一層慎重になり、非常に高いレベルの警戒感を維持し、自らの安全のために適切な手段を講じるべき」と警告した。

 同省の分析によれば、過去に発生した複数の事件は、テロリストらがこの休暇シーズン中に米政府の関連施設だけでなくホテルやショッピング街、教会などの宗教関連施設や学校も標的としていることを「強く示唆している」という。

 同省は、「国外を訪れる米国民は、テロリスト集団やその影響を受けた者たちが公共の場に不測の事態を引き起こす可能性があることに留意する必要がある」と注意喚起している。(c)AFP