先日の記事。
嫌いな女子と好きな女子の違いってどこだろうということを突き詰めるために図式化してみる試み。 - 私は「女子」が嫌いです。
で、使った女優マッピングですが
これを今日は、その女優を表紙に起用している雑誌におきかえてマッピングしてみます。
ここでいう「男度」は、まだまだ男社会な日本でも男性と同じレベルで働ける・主張できる、という【自立】気質。「女度」は、逆に男性を立てる・控えめである、という【献身】気質をめどに、自分勝手に括らせていただいております。
こうやってみると、
non-noとMOREの、表紙起用女優の幅広いこと。
それに比べ、30台以降をターゲットとした女性誌の、ターゲットの徹底っぷり。
これつまり、
女は30台までに自立路線か献身路線かの選択を迫られる
ということなのではないかと思います。
逆に20台は、みんな迷っていて、
ガッキーみたく男女から好かれたい!
と思いつつも、
女の敵は多そうだけど男モテハンパなさそうな石原さとみや有村架純も
捨てがたーいいいい(T△T)
と、思っている、ような。
20台雑誌でがっつり献身派に寄っているのはCanCamくらいで、
MOREはじめWITH SEDA Steadyなどについても、献身派キャラも自立派キャラも幅広く起用しています。
女優起用が少なく書いていませんがViViはかなり自立派キャラなモデルを起用しています。藤井リナ、水原希子など。余談ですが海外のセレブにはこの自立派20台が多いです。
ただ日本ではかつてこのViVi枠にあった他の雑誌BLENDA GLOMOROUSなどは相次いで休刊しています。日本には20台までに自立した女性像を確立した読者は少なくなっているのかもしれません。
30台40台は細分化していて、
なかでも働くママも増える昨今は自立路線ターゲットの雑誌がかなり増えていますね。
松嶋菜々子やゴクミを多く起用していたGraziaは廃刊になりましたが、あのお二人のように結婚・出産を経て、仕事の表舞台に姿を表す機会は減らしてもなお美しく良い妻、を目指す(目指そうと思える)ような読者は多くはなく、リアリティに欠けたのかもしれません。
それとちょっと話題ずれるんですけど、
arの「若め魔性」=「小悪魔」女優ゾーンの攻めっぷりがすごい 笑
この表紙 笑
私は今日からarを小悪魔雑誌と呼びたいと思います・・・