昨日のブログで激励のメイルをいろんな方から頂いた。一端を紹介しよう。
「Fの最大の痛点は学歴です。日本の大学を出られず高卒なのですから。
一方K介さんはピカピカの東大卒。Fはインドの大学の院を出ていると自称していますが、元GMのNの学歴詐称と同類でしょう。
あれだけ英語が出来るんだから欧米の大学に行けたはずです。
インド、ネパールあたりの民族研究なんてやっているのは相当イジケタ人間なのでしょう」
宮部みゆきの「荒神」(朝日新聞出版:2014年8月刊)は朝日新聞に連載された(2013年3月-2014年4月)新聞小説を単行本にしたもの。この人は多作で追いかけるのは大変だ。
デビュー作「我らが隣人の犯罪」で注目し「模倣犯」でファンになっただが「深草ふしぎ草紙」以来「あやかし」が出て来ると急にシラケてしまった。それでも「小暮写真館」などはついて行き「ソロモンの偽証」でまた現代劇推理小説のカンバックかと思ったがそうは行かなかった。
この荒神も時代劇であやかしで僕は嫌いだが、それでも宮部ファンとしては一生懸命に読了した。
舞台は元禄、五代将軍綱吉公の時代の東北の1万石と言う香山藩の小さな仁谷村が一夜にして亡くなった。仲の悪い隣の2万石の永津野藩の藩主に取り入り暴れまわる弾正の仕業かと疑うがどうも人間業では無い。
関ヶ原の戦いで徳川についた香山藩は永津野藩から独立したのだが、永津野は香山を合併して昔の姿に戻りたい。二藩の軋轢の最中にとんでも無い怪物が現れたのだ。
仁谷村の生き残りの少年・蓑吉が怪物を目撃する。
鼻がひん曲がるような臭いを放ち小山のような大きさで口から吐く粘液は人間を溶かす。
太くて短い脚。「身体は蝦蟇、脚は蜥蜴、尻尾は蛇。その皮膚はだんだら模様になっている。」
弾正と双子の妹、朱音は怪物と因縁の間柄と後半分かり、怪物退治でクライマックスを迎える。
僕はどうにもこの手の小説について行けない、ジャンルが違い過ぎて面白く無い。
このところアクションスターの第一人者としてジェイソン・ステイサムの名が上がる。1967年7月26日生まれの47歳。イングランド・ダービーシャーの出身。水泳の飛込競技の元イギリス代表チーム選手で、裸になると筋肉は隆々としている。
フランスのリュック・ベンソン監督の「トランスポーター」シリーズで売り出し、ハリウッドに乗り込んだ。「ワイルド・スピード」シリーズや「エクスペンダブルズ」シリーズのようなアクションスターが大挙して出演する作品には主演とは行かないが主要な役で必ず顔を出す。
ステイサムが主演する作品は例えば去年だけでも「パーカー」「ハミングバード」「バトルフロント」と立て続けで、決してハンサムで無いハゲ男が超ド級の腕力で活躍するB級アクション映画に僕は楽しんでいる。
ワイルドカードは野球とかアメリカン・フットボールなどスポーツで特別枠でプレイオフに参加出来る制度だがカードゲームにおけるワイルドカードとは、トランプなどにおいて他のカードの代用が可能な特殊なカードのこと。万能カード、またはその代用できる能力を表し僕らはジョーカーを使う。この映画ではポーカーでのワイルドカードだ。
元特殊部隊兵士で、ラスベガスの裏社会で用心棒として生きるニック・ワイルド(ステイサム)はカジノ近くのモーテルをオフィス兼宿舎として長い。
ある日、何者かに暴行を受けて重傷を負った元恋人、ホーリー(ソフィア・ベルガラ)から、犯人の正体を突き止め、復しゅうしてほしいと依頼される。ラスベガスの表も裏も知り尽くしているニックは、すぐさま犯人を見つけ出し、完膚無きままに叩きのめして依頼を完遂。一人で巣窟に乗り込み素手で5−6人相手に戦くステイサムはカッコ良い。(ハゲなど気にならない)
しかし、犯人の背後には強大な組織でラスベガスを牛耳るマフィアの存在があり、逆襲に会ったニックは窮地に追い込まれる。
面白い人物がニックの魅力に取りつかれて付き纏う。小男でIT富豪のサイラス・キニック(マイケル・アンガラーノ)がカジノを案内して欲しいと。
ニックの夢はいつか大勝負を挑んで50万ドル(6千万円)稼ぎイタリアのコルシカ島へ隠居することだ。ギャングから巻きあげた2万5千ドルを元手に50万ドルを勝ち得た時に辞めるかと思ったのだが。。。妖艶なディーラー、カサンドラ(ホープ・デイビス)とのブラック・ジャックでの駆け引きがスリリングだ。絵札が出てドボンするか17の手札に4を引いて21になるか、数1千万円の賭け金に観客も思わず引き込まれる。
50万ドル稼いだなら100万と欲を出す。ギャンブル依存症の性格を良く描いている。そこで止められないのがギャンブラー。最後はサイラスが救いの神になるのだが。
ステイサムとは「メカニック」「エクスペンダブルズ2」で組んいるサイモン・ウエストが監督、「トランスポーター」「レッドクリフ」のコリー・ユンがアクション監督を務める。
邦画でいつも落胆するのはアクションシーンだが時代劇には殺陣師がいるが現代劇のアクションシーンにコリー・ユンのようなアクション監督が欲しい。
「明日に向って撃て!」「大統領の陰謀」でアカデミー賞を2度受賞している小説家のウィリアム・ゴールドマンが彼の小説「Heat」が原作として脚本を書いている。
1月31日より新宿バルト9他で公開される。
|