2014年12月20日08時55分
2020年の東京五輪で、東京都は19日、中央区晴海5丁目の都有地に整備する選手村のモデルプランを発表した。14~17階建ての22棟を選手の滞在に使い、大会後は分譲・賃貸マンションとして売却。街の魅力を高めるため、大会後に50階建ての超高層タワーマンション2棟を建てる。
都によると、選手滞在用の22棟は19年中に建設予定。眺望の良さや間取りの選択肢を増やすため、大会後に超高層タワー2棟を建て、総戸数は約6千戸になる見込み。商業施設棟や学校も建設する予定だ。
建設予定地は海に囲まれ、都が高潮対策で基礎地盤を2・5メートルかさ上げした上で、建物の建設や販売は今後、都が募集する民間ディベロッパーが担う。都は今回のプランを「たたき台」と位置付け、14年度内に民間の事業協力者を選んで、助言を求めていく。
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