詐欺?採用面接?もう騙されない!!! 刑事塾!!元刑事がウソ(人間心理)の見抜き方を教えるブログ

元刑事 森ゆきまさが刑事塾でビジネス的な「採用面接・顧客面談でのウソ(人間心理)の見抜き方」を、また悪意のある「ワンクリック詐欺・振り込め詐欺・結婚詐欺・保険金詐欺・募金詐欺」や「詐欺師のテクニック」について解説し、悪質な詐欺に騙されないポイントを教えます。


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4月9日、STAP細胞の論文をめぐる問題で、理化学研究所の小保方晴子さんが会見を行いましたね。

 
およそ2時間に亘った小保方さんの会見についてニュースで一部だけですが見させて頂きました。

 

この問題で一番知りたいこと、そして一番肝心なことは「STAP細胞が存在するのか?」ということですよね。

 
ねつ造とか色々と言われていますが、結局はSTAP細胞が存在すれば色々あったにせよ、彼女の功績にはなるのではないかと思うわけです。

 

で、私は会見の様子をガン見して彼女の心理を読んでみたわけですが、「STAP細胞が存在するのか?」という記者の質問に対して彼女は「存在します。」と断言しました。

 それもかなり力強く。

 そして彼女の目の動き、顏の表情、その後の会見での発言の様子、いろいろと総合的に判断して私は彼女の言うとおり「STAP細胞は存在するだろう」と判断しました。


 
あれだけの報道陣の前で堂々とウソを言うことはかなりの度胸が必要ですし、もしウソを言っていたら少なからず良心が痛むはずです。


 
良心が痛むということは人間にとってかなりのストレスになり、それは自律神経信号に出ます。

 

つまり、汗をかいたり、顏が赤くなったり、手が震えたりという現象です。これは人間であれば誰しもそうです。

 

そしてこれはコントロールすることができません。ですから人間心理はそんなところでも見抜けるのです。

 

その後の会見でも研究の話になると時折笑顔も見せながら話していましたし、私には肝心な部分では本当のことを言っているように見えました。

 

まぁ、ねつ造や取り違えについては彼女の甘さというか、いい加減さというか、それは間違いないとは思いますが、彼女の会見を見る限り、STAP細胞の存在は間違いないだろうと。

 

 以前、猪瀬知事の5000万円問題での記者会見がありましたよね。

 

 彼は会見中、スーツに滴り落ちるくらいの汗をかいていました。

 

顏も紅潮し、言葉に覇気もありませんでした。

 

終始、自信なさげな様子でコメントしていましたね。


あれがまさにウソのサインなのです。

 

私が見る限り、小保方さんにそんな様子は見られませんでした。

 

実際に研究結果を再現するにはかなりの日数がかかるようですが、早く結論が出るといいですね。

 

 今日はウソ(人間心理)の見抜き方のコツをひとつお話しました。

 

 ではまた。

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