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 JR東京駅で20日朝、開業100周年記念の「Suica(スイカ)」が売り出された。赤レンガの丸の内駅舎のデザインで1枚2千円で、JR東日本は1万5千枚を用意。駅前には9千人以上の列ができ、予定の午前8時より45分早く販売が始まった。1番で購入したのは、19日午前5時半から並んだという東京都板橋区の男子高校生(17)ら。折りたたみイスで仮眠を取りつつ、重ね着で寒さをしのいだ。Suicaを眺めながら「寒かったけど待ったかいがあった。手に100年の重みを感じる」と話した。