広がるソニー・Pハッキングの波紋、パラマウントの「チームアメリカ」も上映中止

2014.12.19 23:00
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広がり続けるハッキングの影響。

ソニー・ピクチャーズが今月上映を予定していた、北朝鮮を題材にしたコメディ映画「ザ・インンタビュー」が、ハッカーからの脅しによって公開中止となりました。これをうけて、いくつかの映画館では、代わりに「チームアメリカ/ワールドポリス」をリヴァイヴァル上映することにしていました。

「チームアメリカ」はアメリカ本国で2004年に公開されたブラックコメディ。国際警察「チームアメリカ」が、北朝鮮の金正日が大量破壊兵器をテロリストに売ろうとしている情報をキャッチして…というストーリー。何かに似ていると思ったら、上映中止に追い込まれた「インタビュー」ですね。これを代わりに公開しようとした映画館もユーモアがあると言いますか、ガッツがあると言いますか…。しかし、「チームアメリカ」も上映中止となってしまいました。




上映を予定していた複数の映画館がツイッターにて発表しています。中止理由は、配給元であるパラマウントより要請があったため。パラマウントとしては、過去の映画がリヴァイヴァル上映されることで、ハッカーの矛先がこちらに向うのを警戒したのでしょうか。ソニー・ピクチャーズのハッキング被害は非常最大規模と言われており、恐れるのも無理はないのですが。どこまで波紋が広がるのでしょう…。


Eric Limer - Gizmodo US[原文
(そうこ)


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