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芥川賞 直木賞の候補作決まる
12月20日 5時30分

芥川賞 直木賞の候補作決まる
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第152回の芥川賞と直木賞の候補作が20日発表され、このうち芥川賞には平成生まれの作家の作品が候補に選ばれたほか、直木賞には歴代で2番目に高い年齢となる66歳の作家の作品が候補となっています。

芥川賞の候補作に選ばれたのは▽上田岳弘さんの「惑星」▽小野正嗣さんの「九年前の祈り」▽小谷野敦さんの「ヌエのいた家」▽高尾長良さんの「影媛」▽高橋弘希さんの「指の骨」の合わせて5作品です。
このうち「日本書紀」を題材に悲劇の恋物語を描いた「影媛」で候補になった高尾長良さんは京都大学医学部在学中で平成4年生まれの22歳。
今回が2回目の候補で、受賞すれば平成生まれで初の芥川賞受賞者となります。
また、小野正嗣さんは4回目、小谷野敦さんは2回目の候補で、上田岳弘さんと高橋弘希さんは初めて候補になりました。
直木賞の候補作に選ばれたのは▽青山文平さんの「鬼はもとより」▽大島真寿美さんの「あなたの本当の人生は」▽木下昌輝さんの「宇喜多の捨て嫁」▽西加奈子さんの「サラバ!」▽万城目学さんの「悟浄出立」の合わせて5作品です。
このうち、今回初めて候補となった青山文平さんは昭和23年生まれの66歳で、受賞すれば平成元年に小説「小伝抄」で受賞した星川清司さんに続き、歴代で2番目に高い年齢での直木賞受賞者となります。
直木賞の候補になるのは、万城目学さんが5回目、西加奈子さんが2回目で、大島真寿美さんと木下昌輝さんは初めてです。
第152回の芥川賞・直木賞の選考会は来月15日に行われ、当日の夜に受賞作が発表されます。

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