トップページ国際ニュース一覧米が台湾に海軍の艦船売却へ 中国は反発
ニュース詳細

米が台湾に海軍の艦船売却へ 中国は反発
12月19日 22時58分

アメリカのオバマ大統領がアメリカ海軍の艦船を台湾に売却する法案に署名し、中国国防省は「強い不満を表明し断固反対する」という談話を発表して、対抗措置を取る可能性にも言及しました。

アメリカ議会の上下両院は、今月、アメリカ海軍のフリゲート艦4隻を台湾に売却する権限を大統領に与える法案を可決し、この法案は18日、オバマ大統領が署名して成立しました。
これについて、中国国防省の耿雁生報道官は19日、「強い不満を表明し断固反対する」という談話を発表しました。
談話では「台湾問題は中国の主権と領土保全という核心的利益に関わるもので、アメリカのこのようなやり方は中国の内政に粗暴に干渉し中国の主権と安全上の利益をひどく損なうものだ」と主張しています。
そして「アメリカには中国の核心的利益を尊重して、台湾への武器の売却と台湾とアメリカの軍事交流を停止するよう強く促す。中国は推移を注視し、状況によってさらなる反応をする」として、今後、対抗措置を取る可能性にも言及しました。

関連ニュース

k10014138581000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ