2014/12/19 19:00
韓国人も知らない!?「韓国の売春婦」のリアルな実態
韓国人は、日本とは比べ物にならないくらい地域の繋がりが強いんです。家と家、地域、学閥など。もし知り合いにバレたら、今まで生きてきた人生が全て終る、くらいの感じで、ビビり方がハンパじゃないんです。日本みたいに風俗嬢がTwitterをやっているなんて、ありえない。また、ネットが発達しているので、すぐに広まってしまう。日本の書籍もすぐに翻訳されて出回るので、もの凄く警戒されました。
――韓国人といえば「整形文化」が有名ですが。
取材した殆どの売春婦が言っていたけど、「整形は投資」という考え方らしいんです。韓国には前借金文化があって、闇金から整形代を借金して、それを売春して返す。多様性のある日本の風俗産業とは違い、韓国の風俗産業では「若くて美人」ってことだけに価値があるから。
――売春がはびこる背景に、若者の貧困問題もあるようですが?
ソウルに行ったら、物価はほぼ東京と変わらない。でもアルバイトの時給は300~400円という現状がある。88万ウォン世代という言葉があるように、多くの若者は月収9万円程度で非正規の仕事をするしかない。当然、親元を出られず、大卒でもまともな暮らしができるのは一握りという現実があるんです。売春婦になれば、日本円に換算して60万~90万円は確実に稼げる。正直、日本で売春するより韓国で売春をしたほうが儲かる。実際に取材した7~8人の売春婦は、全員大学を卒業していました。