中野晃
2014年12月17日03時00分
在日コリアンが多く住む大阪市生野区の「コリアタウン」を拠点に、異文化交流などに取り組む特定非営利活動(NPO)法人「コリアNGOセンター」が結成から10周年を迎えた。「異なることがおもろいと言える」をモットーに、多文化共生社会の実現を目指して、草の根の活動を続けている。
食材店や民族衣装店、韓流グッズの店など130余りの店舗が立ち並ぶ生野区のコリアタウン。今月4日、高槻市立川西中1年生約120人が参加した体験学習があった。同センター事務局長の金光敏(キムグァンミン)さん(43)はキムチ店の前で、「コリアタウンで売っているキムチは100種類を超えます。小松菜のキムチやミョウガのキムチなど韓国では売っていないものもあります」と説明した。
フィールドワークに先立つ講演で、金さんは生徒たちに語りかけた。「よく『キム・グァンミンです』と自己紹介すると、『金さん、日本語上手ですねえ』って言われる。私は日本で生まれてるからね。在日3世」「私たちのルーツは朝鮮半島にあって、日本が朝鮮半島を支配していた時代にさまざまな事情で日本に渡ってきた。国籍が違うがゆえに選べなかった進路もあるし、なんとなく社会の主人公になれないという思いを抱えて生きてきた」
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