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東電社員が書類偽造し無許可工事12月19日 0時18分
東京電力が去年からことしにかけて、埼玉や神奈川など4つの県で行った地下ケーブルの埋設など合わせて11件の工事で、担当者の社員3人が自治体に提出する書類を偽造し、無許可で工事を行っていたことが分かりました。
東京電力によりますと、無許可で工事を行っていたのは、埼玉県の春日部支社と神奈川県の川崎支社、静岡県の三島支社の合わせて3人の社員です。
3人は、それぞれの支社が去年7月から先月にかけて、埼玉、茨城、神奈川、静岡の4つの県の道路や公園で行った地下ケーブルの埋設など合わせて11件の工事で、国や自治体に提出する許可書や申請書を偽造し、無許可で工事を行っていたということです。
いずれも過去に行われた別の工事の書類を加工するなどして偽造していて、このうち春日部支社が行った埼玉と茨城の合わせて7つの工事では、偽造した書類が警察にも提出されていました。
これらの工事を担当した社員は「書類の作成が遅れ、工事の予定日までに許可が下りないと困るので偽造してしまった」と話しているということで、東京電力は、警察に報告するとともに、この社員を5日間の出勤停止の処分にしました。
さらに、ほかの2人の社員の処分を検討するとともに、ほかの支社も含めて過去1年間に行われたおよそ7万8000件の工事について、不正がなかったかどうか調べることにしています。