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伊方原発の最大地震の想定を了承 原子力規制委12月12日 17時11分
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愛媛県にある伊方原子力発電所の安全対策を審査する原子力規制委員会の会合で、四国電力が引き上げて申請した最大規模の地震の揺れの想定がおおむね了承されました。伊方原発の審査は最大の山場を越えた形ですが、追加の対策などが必要なため、四国電力が目指す再稼働は早くて来年の春以降になる見通しです。
伊方原発3号機で想定される最大規模の地震の揺れを巡っては、規制委員会の審査で震源の断層の評価が甘いなどの指摘が相次ぎ、四国電力は、想定を当初の570ガルから650ガルまで引き上げる方針を示していました。
12日の審査会合では、存在が明らかになっていない活断層の活動を考慮した場合でも四国電力の想定は妥当だとして、伊方原発の地震の揺れの想定がおおむね了承されました。
伊方原発では、津波の想定についても海抜8.1メートルまで引き上げておおむね了承されていて、地震と津波の想定がいずれも了承されるのは、鹿児島県の川内原発福井県の高浜原発それに佐賀県の玄海原発に次いで4か所目です。
伊方原発の審査は最大の山場を越えた形ですが、地震の想定の引き上げを受けて新たに建設している重大事故の際の対応拠点、緊急時対策所の完成が来月以降になるほか、配管の補強など追加の耐震工事が必要になるということです。
このため、今後、審査に合格し、地元の同意が得られた場合でも、四国電力が目指す伊方原発の再稼働は早くて来年の春以降になる見通しです。