華やかなりしも京の都(まち) ②
……勢い勇んで引き寄せたりしたが……こ、これは意外な展開だ……。
テンパった。
病室を必死で見回しても伊都那が眠っているだけで、相談に乗ってくれそうな人はいない。いや、そもそもそんな人がいるならこんな状況にはなっていない。
嫌というわけではない。むしろ、僕が今考えた行動を起こすことが正しいのかがわからないだけであって、もう一人の夏奈深雪、つまり日向冬乃としての赤い髪や赤い瞳、ちょっと変な性格だって今はもう大好きだ。
生唾を呑む。
「……え……と……、……い、いいの……?」
ナツユキの右目だけが開かれ、ほんの一瞬だけ般若のような形相をした。
「ひっ!? だ、黙ります黙りますとも!」
すぐに戻ったから、さっきの表情は幻覚だったと思いたい。思い込みたい。
僕は覚悟を決めて、ナツユキの両肩をつかむ。ゆっくりと彼女を引き寄せて唇を近づけ、触れ合いかけた瞬間、病室のドアが開けられた。
「お~う」
弾かれたようにナツユキがベッドから立ち上がり、僕は逆方向を向いた。どばっと音が出そうなくらい、全身から汗が噴き出した。今頃になって、爆発しそうなほどの心音を意識する。これはもう死神姫戦以上だ。
暁時人だ。あいかわらずダンディズムに溢れた恰好をしている。片手でハットを取って、暁時人が半笑いで口を開けた。
「いや~、すまんねェ。しばらくニヤケながら覗いてたんだが、どうにもこの小っ恥ずかしい空気に耐えらんなくなっちまってよ。独身も長えとだめだなァ。デバガメもろくにできやしねえ」
覗――っ!? さ、最っ低だ、このオッサン。
「つーわけで、続きは俺のいねえときにヤってくれよ。うちは社内恋愛上等だから」
「か、課長! いや、こ、これは……なんやその~、あ、あれや」
大慌てで言い訳を考えるナツユキをスルーして、課長は僕の前へとやってきた。
「よお、生きてるかい? ちったぁ男前なツラになったじゃねえか。それ、消えるのか?」
伊都那の暴走を抑えたときにできた頬の火傷を指さして、課長がお見舞い用の丸椅子に座った。
「消えなくても別にいいですよ。この程度の火傷なら安いもんだ」
僕は伊都那の顎を軽く搔きながら、笑って流した。
「そーかい。そいつは重畳。今回は楽させてくれて助かったぜ。っと、ほらよ、見舞いだ。俺からじゃなくて、猫と狼の魚屋からだけどな。みんなの分もあるぜ」
課長がビニール袋から、串に刺さった塩焼きのニジマスを取り出して、僕に押しつけた。途端に伊都那が瞳を空けて立ち上がる。
こういうところだけは動物だ。
僕は受け取った一本目を伊都那に上げて、二本目を手に受け取った。
ちょうどお腹が空いていたところだ。
「いただきます」
さすがに冷めてしまっているけど、うまい。炭の香ばしい香りがしている。七輪の炭焼きという約束を、人狼ラルは守ってくれたらしい。
この街で生きるのは意外と楽しい。少しだけ、僕は魔都京都を好きになりつつあった。
「で、おまえさんに報告だ。伊都那を利用して小箱の中に大量の魂を詰め込ませ、そいつをエサに現世に死神姫を引きずり出した黒幕は、俺が逮捕して地下牢獄に収監した。事務所のファイルをあとで見りゃわかるが、異界神の一柱だ。興味がありゃ、牢獄で面会もできるが、あまりおすすめはできねえ。あいつはヒトも怪も、言葉だけで平気で洗脳するからな」
「なんや、課長はサボっとったんか思ったわ」
ナツユキの皮肉に、課長が苦々しげな表情をした。
「そう言うな。これでも苦労したんだぜ。十一年前に死神姫を召還し、当時の安機を壊滅寸前にまで追い込んだ危険な男だ。ちなみに死神姫はおまえさんの捨て身の攻撃が効いたのか、異界に逃げ戻ったみてえだ」
僕は弾かれたように顔を上げた。
「死んでないの!? 頭を吹っ飛ばしたのに!」
その上、高度四十五メートルからアスファルトに叩きつけられたはずだ。
「全身を粉砕でもしなきゃ、死にゃあしねえよ。あれは最上位の神だ。そんな簡単なやつなら、十一年前に安機がもう殺してる。だが、当分の間は身動きできねえだろうよ。それこそ十年単位でな」
短ければ十年後か。意外と早い。
「たったの十年ですか……」
「バッカヤロウ。十分だ。あとは十年後の安機がなんとかしてくれる。人間ってのはな、そうやって生き延び、そうやって発展してきた無敵の種族だからな」
その十年後の安機とやらに、僕やナツユキ、伊都那が含まれていないことを切に祈りたい。なんだか課長がいい顔で僕の肩に手を置いているけれど。期待に満ちた視線で親指を立てられても困る。
「なんか質問はあるか?」
内ポケットからタバコを取り出そうとした課長に、ナツユキがすかさず注意する。
「課長、病院やで」
「お、こいつはさすがにマズいか」
事務所のように強引に吸うつもりはなさそうだ。
「あ、僕はどうして生きてるんですか? 拳銃を三発撃ったんだけど」
課長がタバコの代わりにニジマスの串を咥えて、ニヒルな笑みを浮かべた。
「二条城の戦いで、一度気絶するまで生命力を使い切ったからだろうよ。生命力ってのは筋肉と同じで、いじめ抜けばいじめ抜くほど強く大きくなっていく。それもまた人間ってもんだ。とはいえ、使いすぎるとくたばるのも事実だ。欠片でも残ってりゃいいが、空っぽにだけはするんじゃねえぞ」
物足りなそうに串を噛んで、課長が自らを親指で指した。
「ちなみに、俺くらいになると一日五十発は撃てる。おめえもせいぜい早くそうなれよ。この魔都でくたばりたくなきゃな」
「……へ? いや、僕はこの件が終わったらもう安機からは――」
課長がやや強めに、僕の肩に両手を置いた。折れた左腕に激痛が走り、僕は言葉を失う。
「わかってるわかってる。皆まで言うな。おまえは安機のホープだからな。研修期間も終わったことだし、給料弾むぜ?」
「違――っ痛、ダダダダダダァァ~~イッ!? わ、わかった、わかりました! まだ辞めませんよ、もう!」
なんてヒドいパワハラだ。隠す気ゼロ。むしろ、これはもう脅迫だ。
「で、生命力の件はわかったんですが、地上四十五メートルから落ちた件は……」
ナツユキが遠慮がちに手を挙げて呟く。
「あ、それなら伊都那が上昇気流を起こして、わたしが先回りして受け止めたの。拳銃を撃った反動もあったし、運よく神樹の枝が風で流れて落下速度を落としてくれたっていう偶然もあったけど。どうにか間に合ってよかったよ」
「受け止――っ!?」
驚愕の事実だ。神業にも程がある。二人とも神様だけれど。
「ちょうど死神姫の身体もクッションに使えたし」
ムゴい! 同情はできないけれど、その使い方はあんまりな気がする。
「さすがに受け止めたショックで、わたしも十七箇所ほど骨折したけど」
「スミマセン……。謝るのは僕のほうでした……」
それに、神樹の枝が流れたというのは本当に偶然だろうか。僕は大階段でも、神樹の枝葉に一度受け止められている。いくらなんでも、できすぎだ。僕らが神樹を守って戦ったから、神樹もまた僕らを守ってくれたというのは、考えすぎだろうか。
窓の外で悠然と聳え立つ最初の怪。神樹と呼ばれる世界最大の樹は、今も月光の中で京の都を静かに見守っている。
暁時人が咳払いをして、注目を集めた。
「ちなみに、刃八――あ~、警部の山本刃八も無事だ。ラルとかいう人狼が、誰かさんに頼まれて病院に運んだらしい。十一年前の惨劇とは違って、奇跡的に今回の件で死者は出なかった。…………誇れよ、絢十。こいつら全員を、おまえが救ったんだ」
僕が、救った。そっか。少しだけ実感が出てきた。これがナツユキの続けてきた、安機という仕事なんだ。
身体中の血が騒いでいる。かつて味わったことのない達成感だ。
暁時人はナツユキを振り返る。
「しかし神殺しだけじゃなく、妖弧まで連れてくるとはな。おめえ、今年一番の仕事を更新しやがったな。これでや~っと俺も楽ができるぜ。京都多種族安全機構も安泰だ」
「でっしょー! わたしのお給料も弾んでよね!」
「それは無理だ。いい加減、ビルも直さねえとな。看板なんて、いつの間にか傾いてんだぜ?」
ナツユキと課長が言い合いを始めた。
「なんっでやねん! 看板みたいなもん、傾けといたらええがな!」
「カッ、これだから女って生き物は。いつも目先しか見えてやしねえ」
といっても、ナツユキはほとんど課長に遊ばれているようなものだが。
僕はその楽しげな光景に目を細める。
「話逸らすなや! 絢十も何うなずいとんねん! うなずいたまま一生首上がらんようにしたろか!」
まあ、うん。居心地は悪くない。やり甲斐もあるし、僕にも救えた命や、心があった。屋台を引く二体の友人もできたし、可愛いくて綺麗なペットもできた。伊都那をペットと呼ぶと、少々アブノーマルな臭いがしないでもないが。
「……ここは楽しいなあ……」
子狐は僕の膝で寝息を立てている。枯れ葉のベッドよりは、寝心地がよいといいのだけれど。眉間を指先で撫でてやると、耳が少し動いた。
「このクソ課長、ホンマに死ねや! 仮死じゃなくて死ね!」
「あ、そういう直接的すぎる言葉ってワリと傷つくからやめてくんね?」
「そんなニタニタ笑いながら言われても、何の罪悪感も湧かんわ!」
なにより、大好きな鬼が近くにいる。
魔都だの混沌の都だのと散々言われる京だけれど、この環境はそんなに悲観するほど悪くはない。
僕は喉元まで上がってきていた言葉を呑み、少し笑った。
――魔都と呼ばれるこの街で、僕らは生きていく。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
初めてのweb投稿で、わけもわからずに勢いだけで始めてみたものの、難しいですね。
臨場感とか含め、よい経験をさせてもらいました。
読んでくださった方に少しでも楽しんで頂けたのなら嬉しいのですが、いかがでしたでしょうか。
感想やご指摘、お待ちしております。
また、現在発売中の書籍版のほうには、このあとに起こるエピソードが短編として掲載されております。
そちらのほうはWEB掲載させていただいた本編とは少し雰囲気の違う、大人向けの優しく切ない、静かに流れる物語となっております。
興味のある方は、書籍版のほうもよろしくお願いいたします。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行
異界より来たりし者に師事し、武に生涯を捧げた男、スラヴァ=ヴェサー。当代に敵なしと言われた無敵の武術家も、病と老いには勝てず、百と余年でその偉大な生涯を終える。//
- 137 user
-
最終掲載日:2014/12/11 12:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲
アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//
- 162 user
-
最終掲載日:2014/12/14 18:00
理想のヒモ生活
月平均残業時間150時間オーバーの半ブラック企業に勤める山井善治郎は、気がつくと異世界に召喚されていた。善治郎を召喚したのは、善治郎の好みストライクど真ん中な、//
- 138 user
-
最終掲載日:2014/11/30 16:36
ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける
いじめられっ子だった無力な少年が、落とし穴を掘っていた。いじめの主犯を穴に落とし、殺すための武器も用意していた。
だが、落とし穴に落ちたのは、醜悪な豚鼻の人型生//
- 146 user
-
最終掲載日:2014/12/18 19:00
ディンの紋章 ~魔法師レジスの転生譚~
どこに出しても恥ずかしい就職浪人の主人公は、ある日不運にも事故死してしまう。
目を覚ますと、彼は異世界に転生していた。
もう二度と怠惰な生活なんて送らない。
そ//
- 143 user
-
最終掲載日:2014/11/10 22:00
異世界食堂
洋食のねこや。
オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。
午前11時から15時までのランチタイムと、午後18時から21時までのディナー//
- 147 user
-
最終掲載日:2014/12/13 00:00
異世界魔法は遅れてる!
八鍵水明(やかぎすいめい)は、現代に生きる魔術師だ。同じく魔術師であった父の後を継いで、高校に通う裏側で人知れず真理を目指す、生粋の神秘学者である。ある時は部//
- 146 user
-
最終掲載日:2014/11/25 00:35
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
タイトルと作者名を変更しました。『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は学校の屋上でサボっ//
- 133 user
-
最終掲載日:2014/12/18 00:00
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
- 134 user
-
最終掲載日:2014/12/18 12:00
ログ・ホライズン
MMORPG〈エルダー・テイル〉をプレイしていたプレイヤーは、ある日世界規模で、ゲームの舞台と酷似した異世界に転移してしまった。その数は日本では約三万人。各々が//
- 178 user
-
最終掲載日:2014/12/15 20:00
賢者の弟子を名乗る賢者
仮想空間に構築された世界の一つ。鑑(かがみ)は、その世界で九賢者という術士の最高位に座していた。
ある日、徹夜の疲れから仮想空間の中で眠ってしまう。そして目を覚//
- 137 user
-
最終掲載日:2014/11/29 12:02
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
- 164 user
-
最終掲載日:2014/12/10 01:00
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
- 157 user
-
最終掲載日:2014/10/13 18:27
聖樹の国の禁呪使い
就活に失敗し、大学卒業後も何をするでもなく五年間ずっとひきこもっていた相楽黒彦。そんな黒彦はある台風の日、死に場所を求めてやって来た山の中腹でまばゆい光に身体//
- 131 user
-
最終掲載日:2014/10/21 00:48
謙虚、堅実をモットーに生きております!
小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。
私に割り//
- 141 user
-
最終掲載日:2014/10/06 00:00
僕と彼女と実弾兵器(アンティーク)
***書籍版タイトル「銀河戦記の実弾兵器(アンティーク)」***
オーバーラップ文庫様より書籍化となりました。第2巻発売中。
地球人、冷凍睡眠目覚めてみ//
- 143 user
-
最終掲載日:2014/12/17 12:00
用務員さんは勇者じゃありませんので
部分的学園異世界召喚ですが、主役は用務員さんです。
魔法学園のとある天才生徒に偶然召喚されてしまいます。
得られる力をとある生徒にぶんどられてしまった一般人の用//
- 135 user
-
最終掲載日:2014/12/17 20:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
- 152 user
-
最終掲載日:2014/11/29 20:23
Vermillion;朱き強弓のエトランジェ
洋ゲーVRMMO【DEMONDAL】は、非常に硬派なゲームシステムで知られている。まずレベルがない。スキルもない。ギルドもない。インベントリもない。簡易メッセー//
- 141 user
-
最終掲載日:2014/11/20 16:28
異世界迷宮の最深部を目指そう
「異世界に迷い込んだ少年カナミは唐突に暗い回廊で目を覚まし、魔物にも人間にも殺されかけてしまう。その後、優遇されたステータス・スキル・システムを利用として、カナ//
- 138 user
-
最終掲載日:2014/12/12 21:00
青雲を駆ける
※2014年11月末ヒーロー文庫より出版が決まりました。なお、ダイジェスト化の予定はございません※
何の変哲もない寂れた農村に、一人の身寄りのない男が来たことで//
- 131 user
-
最終掲載日:2014/12/07 21:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた
ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、泊り込みのできる方。月給25万+歩合//
- 137 user
-
最終掲載日:2014/12/13 21:00
勇者様のお師匠様
両親を失いながらも騎士に憧れ、自らを鍛錬する貧しい少年ウィン・バード。しかし、騎士になるには絶望的なまでに魔力が少ない彼は、騎士試験を突破できず『万年騎士候補//
- 158 user
-
最終掲載日:2014/11/17 00:00
盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//
- 146 user
-
最終掲載日:2014/12/18 10:00
やる気なし英雄譚
大陸西方の小国であるクラリス王国に、「王都のごくつぶし」と呼ばれる青年士官がいた。彼は魔法全盛の時代にほとんどの魔法を扱えず、出来損ないの士官として扱われ地方都//
- 151 user
-
最終掲載日:2014/12/13 21:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
- 213 user
-
最終掲載日:2014/11/22 19:00
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世界//
- 141 user
-
最終掲載日:2014/12/18 18:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//
- 149 user
-
最終掲載日:2014/12/13 18:00
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
- 152 user
-
最終掲載日:2014/12/14 14:11