村田、男上げる!筋トレでキャリアハイ宣言
巨人・村田修一内野手(33)が17日、横浜市内の神奈川県立こども医療センターを7年連続で訪問。1安打につき1万円(今季はCSを含め138安打)を積み立て、オフのチャリティーゴルフでの寄付金を加えた約200万円を寄付した。NICU(新生児集中治療室)の子どもたちからのエールを受け、筋力トレーニングを導入して打率、本塁打、打点の3部門でキャリアハイを目指すと宣言した。
自分に何ができるのか―。村田はNICUに入院する子どもたちと対話する中で、来季への指針を定めた。
「新しい自分をつくっていかないと。今年の反省を生かして。こども医療のこともあるし、より多くの安打を打つことが最善。そこを追求したい。まだ数字目標は立ててないが(打撃成績で)一番上にいるのが望ましい。キャリアハイを目指していきたい」
最高成績は、2年連続でセ本塁打王に輝いた横浜(現DeNA)時代の08年だ。打率3割2分3厘、46本塁打、114打点。その数字を超えるため、シーズンを通して、本格的な筋力トレーニングを行う。
「(筋力トレは)これまで、ほとんでやってなかったので。最初から重いのをやる必要はない。年を重ねて、体力も落ちてくる。その下降線を緩やかにしないと。体幹を中心にやろうと思う」
もともと「野球の筋肉はバットスイングでつくる」という考え。14年は春季キャンプ中に筋力トレをしたが、シーズン中は行っていなかった。
「今年は簡単に打てるものではないとつくづく感じた。あとは走ること。走る量は球団からメニューをもらっている。『そのメニューをやる』と(自主トレ仲間の)実松が言っていた。それについて頑張りたい」
阿部とともに完全復活を目指す。今季の村田は打率2割5分6厘、21本塁打、68打点。一方の阿部も打率2割4分8厘、19本塁打、57打点と不振にあえぎ、来季は一塁へ転向する。阿部も打撃3部門の過去最高成績を誓ったばかり。復活にかけるAM砲で4番を争っていく。
「あれだけ打っていた阿部さんも悩むんだなと。来季はチームでいい競争ができれば。一塁と三塁を安定させることが大事。阿部さんは主将を辞めて、また一から野球を見つめ直すと思う。僕も一から野球を見つめ直したい」
長男・閏哉(じゅんや)くん(8)が早産による未熟児だったことから、NICU施設に寄付や慰問を続けてきた。「1年の区切り。ここからがスタート」と復活への思いを新たにした。(小谷 真弥)