鳩山元首相、男性とキスシーン!ミュージカルで女性役練習!?女装出歩きまで告白
鳩山由紀夫元首相(67)ら政財界のトップの男性で構成する六本木男声合唱団倶楽部によるミュージカル「ウェスト・サイズ・ストーリー」の製作発表が17日、都内で行われ、鳩山氏や作曲家で同倶楽部の団長・三枝成彰氏(72)らが会見した。鳩山氏は劇中で女性役を務めることを明かし、男性同士のキスシーンがあることを告白。女装姿で出歩いていることも打ち明け、首相時代と変わらぬ?“宇宙人”ぶりを見せつけた。公演は来年1月14、15日、東京・渋谷オーチャードホールで行われる。
衆院選の投開票から3日。元首相が、久々に公の場に現れた。会見では、入場時に隣の椅子を誤って蹴ってしまって慌てるなど、のっけから“オトボケ”を見せた鳩山氏。2012年衆院選を機に政界引退して以来、表だった活動を控えていたが、その『癒やし系』ぶりは健在だった。
今回のミュージカルは、キャストが全員男性。鳩山氏の役は架空の「元初代女性アメリカ大統領」だ。劇中には日本赤十字社の近衛忠輝社長とのキスシーンも。なかなか衝撃的な内容となっている。
鳩山氏は「最近は、女性らしく歩いてみようなんて思いながら、奇妙な格好しております」と、女装して出歩いていることを示唆。キスシーンについて「練習では一度もやっておりません」と照れ笑いを浮かべながら「本番しかやらないから、うまくできるかどうか…。乞うご期待!」と自信ありげな表情を見せた。
その後はキスシーン時に踊るダンスも披露。「10年ぶりの元彼と会ってワルツを踊る」設定だったが、相手とステップがまるで合わずにグダグダなまま終了してしまった。バツが悪そうな表情で席に戻る鳩山氏。1か月後の公演に不安を感じさせた。
自公圧勝に終わった今回の衆院選について尋ねられると「解散・総選挙、あったんですか? 何人かはミュージカルに来られなくなって迷惑ですよ」と民主党の代表を務めていたとは思えないお言葉。選挙で当選を果たしたばかりでヘトヘト状態の維新の党・柿沢未途衆院議員(43)を見やりながら「やっぱりミュージカルの方が大事だよな」と言い放ち、柿沢氏を大いに困らせた。
最後は「誰にとってもこんな時期の解散・総選挙は迷惑だったと思いますよ…って、私にそう言わせたいんでしょ〜」とニヤリ。質問した報道陣までも困らせた。
六本木男声合唱団倶楽部は、99年に結成。政財界のトップら男性だけの構成で、合唱を中心にディナーショーなど定期公演も行っている。今回は、初めてのミュージカル挑戦となる。