こんにちは!フリーニュースディレクターの渡辺龍太です。
昨日、土屋アンナさんと甲斐智陽氏のトラブルのニュースを見ていて、改めて演劇人の社会人の常識の無さを思い出しました。
というのも、私は演劇が好きで、舞台に出演するのが趣味の一つです。そして、20代の頃、休みを取りながら稽古に励み、全国区で知名度のある様な俳優の出る舞台などにも、ちょろっと出演した事があります。実際に出演してみた者として、「演劇界は一般社会から見ると非常識な世界である!」と断言できます。
強いて言うなら、演劇界には「力のある人物と芸事が最優先である!」というルールしかなく、社会的な常識というのが一切通用しないのです。
今回の土屋さんと、甲斐さんのトラブルを見ても、双方に社会人としての常識があったら起こらなかった事件のように思えます。詳細を見てみましょう。
(引用)和解勧告案は「(アンナが)契約を解除するかどうかを明確にしないまま稽古に出ないという中途半端な態度を取った」として解決金200万円を支払う内容だった。一方で「製作側が原案者の人格権に対する配慮が十分でなかった」「台本を原案者に見せなかった製作側らの方が責任が重い」と記載されており
土屋さんが契約解除もせずに稽古に出ないというのは社会の常識的には変だと思います。そして、台本を原作者に見せないという甲斐さんの行動も、明らかにオカシイと思います。
また、土屋さんも甲斐さんも、双方が自分の方が相手より上という意識があったんではないでしょうか。だからこそ、自分のやり方に相手が従うのが当然という思いがあったと私は思います。法律より何より、誰が上なのかというような世界、それが演劇界なのです。
私も色んな変な経験をしました。
例えば、ニュースのレポートなどの訓練にもなるので、週一度の三ヶ月のインプロという即興演劇コースに通っていました。もう運営はメチャクチャです。まず、月謝に領収書はありません。そして、最初の一ヶ月通ったら、月謝は変わらないのに教室の場所を遠くに変えられ、授業時間を減らすと主催の俳優から謝罪もなく告げられました。他にも色々とそんな感じなので、そういう募集要項を平気で無視する姿勢はオカシイのではないかと6行程の真面目なメールを入れたら、「長いメールだったw」などと、完全に茶化した返信が来る始末です。(ちなみに、その俳優は40歳近い人です。)
言い方は悪いですが、そのテレビに出たり賞を貰った事もあると公式HPにずらっと書いてある主催俳優のメールを見たとき、本当に芸事以外に関しては人間失格のアホなんだろうと哀れみを感じました。なので、自分がならいたいと思った事が習えれば良いと割り切り、文句を言う気も失せました。
他にも、セミプロもいるような舞台に出演した時の事です。私はアマチュアなので出演するので、こちら側が主催にお金を払わなければならない契約がありました。演出と運営はテレビなどにも出たりしている俳優です。そして、その主催の俳優はお金を受け取っているアマチュアに対して、気分次第で出番を無くしたりするわけです。
仮にもギャラをもらったり、無料で出させてもらっているのなら分かりますが、決して安くはない金額を背負わされているのに、出番が無くなるなどは横暴すぎると思って私は降板しました。そんなのは、詐欺ではないかと感じました。
そして、降板して料金も払いたくないから手続きをしたいと運営に連絡するも、その連絡は完全に無視で何の返答すらもありませんでした。気分は悪いですが、素人の私もいきなり稽古に参加しない様な状態に事実上なったという部分だけは、スターの土屋さんと一緒です(笑)こんな事、言い出したらキリがありません。
さて、私は単純に演劇が好きなので、これからも趣味としてやっていくつもりです。そんな中で出した結論は、「この世界は非常識な人だらけなので、自分だけが損しないように時には自分も非常識になるしかない!」という事です。なので、みんなで頑張っていた演劇の稽古に突然来なくなる私の事を非常識だと思っている人が、私と同じように商売的に非常識な対応をされた側にも大勢いるでしょう。そして、それは仕方ないと割り切っています。
とは言っても、私の出した結論が必ずしも正しいとは思いません。ただ、他に選択肢が見当たらないだけです。そんな中、今回は幸い、土屋アンナさんの騒動で、そういった演劇界の異常性が表に少しでました。なので、これを機に演劇界に「まともな大人の注目が集まって」、もう少し社会人の常識が通用する世界になってほしいと思いました。
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