定員割れに苦しむ新潟産業大(柏崎市軽井川)が、学校法人柏専学院が運営する私立大から、柏崎市を設置者とする公立大学法人への移行を目指している。11月には会田洋市長に要望書を提出。大学を存続・発展させていくためには、学費の負担軽減などで安定した学生の確保が見込める運営形態への転換が必要と判断した。

 「受験生が激減し、このままでは廃校の可能性もある。足腰のしっかりした大学に変えていきたい」

 11月8日、同大で開かれた記者会見。北原保雄学長は要望書を提出した理由をこう説明した。

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