2014年12月18日10時56分
急速に発達した低気圧の影響で、18日朝、名古屋や岐阜の街並みは一面の銀世界となった。名古屋では12月としては観測史上2番目となる積雪を記録し、津市でも初雪を観測。JR高山線が始発から運転を見合わせるなど通勤や通学に影響が出た。スリップ事故も相次いだ。
名古屋地方気象台によると、名古屋市内では18日午前6時に23センチの積雪を観測。2005年以来、9年ぶりに20センチを超えた。12月としては1890年からの観測史上、2番目タイの記録となった。津市でも18日朝、初雪を観測した。岐阜県郡上市では午前8時現在、128センチの積雪となった。
同地方気象台によると、日本海側から流れ込んだ雪雲が、風向きによって断続的に愛知県付近を通ったことが影響。名古屋市中心部などで予想を超える大雪となったという。18日午前6時現在、愛知県一宮市で18センチ、同県蟹江町で15センチ。岐阜市でも午前5時現在で15センチの積雪を観測した。
18日午前6時からの24時間に予想される降雪量は、多い所で、愛知県の平地が5センチ、岐阜県飛驒地方の山地で40センチ、三重県北中部で10センチ。気温が低くなる夜間には路面凍結のおそれがあり、注意を呼びかけている。
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朝日新聞社会部
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