スマイレージが『アンジュルム』に改名　ファンはどよめき

『アンジュルム』（ANGERME）に改名したスマイレージ（左から）勝田里奈、竹内朱莉、和田彩花、福田花音、中西香菜、田村芽実

　かねてから改名することを予告していたアイドルグループ・スマイレージが17日、東京・TSUTAYA O-EASTで全国ツアー『スマイレージ ライブツアー2014秋〜FULL CHARGE〜』最終公演を開催。同日付で『アンジュルム』（ANGERME）にグループ名を変更することを発表した。応募総数10211作品のなかからメンバー・中西香菜（17）が考案したものが選ばれ、名前の由来はフランス語で「天使」を意味する「ange（アンジュ）」と「涙」を意味する「larme（ラルム）」を組み合わせた造語となっている。

【ライブ写真】スクリーンに新グループ名が映し出されると…

　ライブ後半のMCには、中西のほか福田花音（19）、和田彩花（20）、竹内朱莉（17）、勝田里奈（16）、田村芽実(16)ら現メンバーに加え、大みそ日のカウントダウンライブ『Hello！Project COUNTDOWN PARTY2014〜GOOD BYE＆Hello〜』より本格的にステージに参加する新メンバー・室田瑞希（16）、相川茉穂（15）、佐々木莉佳子（13）も登場。和田の合図で大画面に新グループ名が表示されると、約900人のファンからどよめきが巻き起こった。

　改名は9月にハロー！プロジェクトのYouTubeプログラム『ハロ！ステ』内で告知され、一般公募とメンバー考案のものを20作品に絞り込み、1期メンバーの和田と福田も参加して最終選考を実施した。中西は「天使のようにやさしい心を持って過ごしていこうという意味と、涙ってうれしすぎる時とか感情の最大限で流すものなので、そんな涙を皆さんとともに流していこうとつくったもの」と説明するとファンは納得したような歓声で応え、福田は「スマイルとは真逆になりましたね〜」と笑わせた。

　2009年4月にハロプロエッグより結成された同グループはインディーズ活動を経て2010年5月に「夢見る 15歳」でメジャーデビュー。旧グループ名『スマイレージ』は「スマイル」と「エイジ（世代）」を融合させた造語だった。“日本一スカートの短い”アイドルグループをキャッチフレーズに同年の『第52回日本レコード大賞』で最優秀新人賞を受賞、今年の7月には念願の初・日本武道館公演を達成した。10月4日からは新メンバー3人が加入し、来年2月4日には9人体制と、新グループ名初シングル「大器晩成／乙女の逆襲」が発売される。

　8月よりライブハウス全国27ヶ所、42公演を敢行したツアーも千秋楽を迎え、現メンバー6人でのステージはこれでラストとなった。この日は、ヒット曲「有頂天LOVE」など全22曲を熱唱した。