「トモダチ チャリティーベースボールゲーム」開催について会見した松井秀喜氏=有楽町(撮影・桐山弘太)【拡大】
さらに続いた。
別の記者 「巨人から監督としてオファーがあれば、原監督の後継者、つまり巨人の監督を受ける意思はあるか」
原監督がニヤニヤしながら「僕も聞きたいねえ」。ゴジラの動揺は収まらない。
松井氏 「こ、これはですね。先ほどと同じで、あのー。あのー、違うところでお話しした方がいいかも分かりませんね…」
11月末には、巨人・白石オーナーが「ジャイアンツのチームを率いてくれることをわれわれは期待している」と次期監督候補に名前を挙げた。来春のキャンプでは、臨時コーチを務めない方向の松井氏。ジーターとの「競演」も子供たちに夢を届けることもできる。だがそれ以上に野球少年もファンも、ゴジラの現場復帰を、首を長くして待っている。(桜木理)
★ベンチでハイチュウ
こちら百戦錬磨の原監督は、余裕の回答で座を盛り上げた。森永製菓の「ハイチュウ」に引っかけ、「巨人ではガムが禁じられているが?」との質問が。「まず、ハイチュウはガムじゃない(チューイングキャンディー)ということです。2014年からチーム内の規則で(グラウンドで)ガムは一切かみません。しかし私も、ベンチの中で余計なことをいってしまうようなときはハイチュウ、またはあめ玉を噛んでいます」と返し、笑いを誘った。
(紙面から)