池袋の飲食店 52人が食中毒12月17日 16時50分
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東京・池袋の焼肉店で食事をした男女あわせて52人がおう吐や下痢などの症状を訴え、東京・豊島区はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、この店を17日から3日間の営業停止の処分にしました。
営業停止の処分を受けたのは、東京・豊島区南池袋の「焼肉風風亭池袋東口駅前店」です。
東京都によりますと、12月5日から7日までの間にこの店で食事をした4歳から46歳までの男女あわせて52人が、おう吐や下痢などの症状を訴えたということです。
このうち32人が病院で手当を受けましたが、入院した人はおらず、全員、快方に向かっているということです。
保健所が調べたところ、一部の客と、店の従業員からノロウイルスが検出され、豊島区はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、この店を17日から3日間の営業停止の処分にしました。
東京都はノロウイルスによる食中毒を予防するため、生鮮食品は十分に洗浄し、トイレのあとや調理をする前、それに食事の前にはしっかりと手を洗うなど、対策を徹底するよう呼びかけています。