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■高村正彦・自民党副総裁

 総選挙は、「国民が追い込んだ解散だ」と、野党の中で唯一ファイティングポーズをとった共産党だけが伸びた。

 本来なら野党全部が「しめた、チャンスだ」と奮い立たなければいけないときに、いままで「自分だったら秋の臨時国会で解散する」と言った人、あるいは「消費税率引き上げを延ばすんだったら国民に信を問うのが筋だ」と言った人も含めて、「大義なき解散」などといって腰が引けていた。そういう中でファイティングポーズをとったただ一つの政党が伸びたということだった。(自民党本部で記者団に)