10 12 / 2014

ちょっと前の話ですが、Appleの中の人がWWDCにてハンバーガーメニューに否定的な見解を述べていました。


以下、上記書き起こしからの抜粋・抄訳です。

  • 無条件に悪いと言いたいわけではなく、良い所ももちろんある。スペースを節約して、より多くの選択肢を見せられるメリットはある。これをうまく活かせるだろうアプリもある。しかし、私には価値が過大評価されているように思えるし、ユーザビリティを損ねてしまうこともある。

(註:その問題点について)

  • 機能性がある(現在地がわかる、どこに行けるかが分かる、行きたい場所に行く方法が予測できる)が、このメニューはこれを満たしていない。中身が見えないからだ。
  • このメニューを使った場合、ユーザは他のメニューに切り替えることがあまりないのではないか。なぜなら中に入っているメニュー内容が(最初に)見えないか、見ても忘れてしまうからだ。使う時は(タブバーなどに比べ)アプリのポテンシャルを損ねていないか意識的になる必要があるだろう。
  • (家計簿アプリを例にしてタブバーの場合と比較しながら)他のメニューへの切り替えに手間がかかってしまう
  • 戻るボタンと一緒に並べるとスペース的に干渉してしまって醜い
  • 多くのメニューを詰め込めてしまえるがために、ユーザのことを考えずにどんどん要らないものを詰め込めてしまう