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 「週刊実話」の記事で名誉を傷つけられたとして、読売巨人軍が発行元の日本ジャーナル出版に3300万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(石栗正子裁判長)は17日、出版社に220万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 問題になったのは、「巨人裏金」などの見出しで、選手の入団時の契約金について報じた記事や、「巨人と暴力団」などの見出しで書かれた記事など3本。2011年11月~12年4月に掲載された。

 判決は、いずれの記事も「十分な裏付け取材をしていない」と判断した。

 週刊実話編集部は「判決には納得できない」、巨人軍は「当然の判断と考える」とコメントした。