2014年12月17日23時46分
被爆70年を迎える来年夏、世界の核軍縮の担当者らが安全保障の問題を協議する第25回国連軍縮会議が広島市で開かれることが決まった。広島県と市が17日、発表した。来年8月26~28日の3日間、アジア・太平洋諸国などの約20カ国・地域から、政府高官や軍縮問題の専門家ら約100人の出席が見込まれる。
国連アジア太平洋平和軍縮センター(ネパール)などが1989年度からほぼ毎年、日本で開いてきた。広島市での開催は92、94、96年度に続き4回目。県と市は「被爆の実相に触れ、核兵器廃絶への決意を新たにしてもらう」ため、出席者による原爆死没者慰霊碑への参拝や献花、広島平和記念資料館の見学などをプログラムに盛り込むよう国連側に働きかけるという。
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朝日新聞国際報道部
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