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日米首脳 衆院選受け同盟維持を確認12月17日 14時40分
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安倍総理大臣は、アメリカのオバマ大統領と電話で会談し、衆議院選挙での自民・公明両党の圧勝に祝意を伝えられたのに対し、「日米関係を推進するとともに、グローバルな課題にも緊密に協力していきたい」と述べ、引き続き強固な同盟関係を維持していく方針を確認しました。
安倍総理大臣とアメリカのオバマ大統領の電話会談は、アメリカ側の呼びかけで、日本時間の17日正午ごろから、およそ15分間行われました。
この中でオバマ大統領は、今回の衆議院選挙で自民・公明両党が3分の2を超える議席を獲得して圧勝したことについて、「目覚ましい勝利に感銘を受けており、すばらしい結果を称賛したい。近年、日本の政治は不安定だったが、日本国民が安倍政権への信任を示したことは、日本のみならず、アメリカにとっても重要なことだ」と祝意を伝えました。
これに対し安倍総理大臣は、感謝の意を示したうえで、「日米関係を推進するとともに、グローバルな課題にも緊密に協力していきたい」と述べ、引き続き強固な同盟関係を維持していく方針を確認しました。
また両首脳は、日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しを着実に進めていくほか、イスラム過激派組織「イスラム国」やエボラ出血熱への対応などで、緊密に連携していくことで一致しました。