津波経験、「アトピー多い傾向」 東北大、子ども健康調査東北大は17日、宮城県の25市町村の子どもを対象にした健康調査で、東日本大震災で津波を直接経験したり住む家が変わったりした子どもは、アトピー性皮膚炎の症状がやや出やすい傾向にあるとの分析結果を発表した。これまで県内で行った別の調査と同様の傾向だという。 小中学生約2万8200人の保護者に学校を通じて回答を求め、約6500人から有効回答を得た。 実際に津波を見たり津波の音を聞いたりした子どものうち、アトピー性皮膚炎の症状が出たのは24・5%。こうした経験のない子どもで症状が出たのは20・5%だった。 【共同通信】
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