【選挙の裏で着々と…】南相馬市で住民無視の避難勧奨解除が進められようとしています。応援の署名を!
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南相馬市で住民無視の避難勧奨解除が進められようとしています。
特定避難指定解除へ、21日説明会・南相馬 | 河北新報
国は10月8日、10日、11日の3日間、指定解除にむけ、住民説明会を開催しましたが、発言した住民が全員、解除に反対しました。
住民の意思を踏みにじる指定解除と帰還の強要を阻止するため、ぜひ、応援の署名をお願いします!
署名フォーム
一次締め切り:12月18日(木)朝9時
二次締め切り:12月20日(日)朝9時
動画:政府に解除反対の署名提出~南相馬・避難勧奨地点
「一方的な避難解除」に抗議~南相馬住民
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2014年12月 日
内閣総理大臣 安倍晋三 様
経済産業大臣 宮沢洋一 様
南相馬市における住民を無視した特定避難勧奨地点の解除に反対します
福島県南相馬市の152世帯の特定避難勧奨地点の解除が報道されています。
解除の話はいったん10月に浮上したのですが、住民の強い反対でいったん延期になりました。たった2ヵ月後の不意打ちのような解除。いったい何が変わったというのでしょうか。
南相馬の住民は、解除に反対しています。
2011年、政府が一方的に決めた年20ミリシーベルトという高い基準と、そこから導き出された空間線量率に基づき、住民の意向を無視して、世帯ごとに特定避難勧奨地点が定められました。調査もいいかげんで、同じ汚染レベルでも、指定されたりされなかったりでした。これにより、汚染が高く、避難したくても避難できない多くの住民が指定から漏れました。
そして、10月には特定避難勧奨地点に指定された南相馬市内の152世帯について、政府は早ければ月内にも指定を解除することを伝えてきました。
国は10月8日、10日、11日の3日間、指定解除にむけ、住民説明会を開催しましたが、発言した住民が全員、解除に反対しました。
それもそのはずです。除染が済んだといわれる南相馬市の環境には、いまだ数十万Bq/m2もの汚染地点があります。また、いまだに百万Bq/kgを超える黒い物質があり、再浮遊、再汚染が起きているのです。
そんな場所に帰還を強要するのでしょうか。そんな場所に子どもや孫をすまわせろというのでしょうか。
被ばくに耐えてきた住民の意見は、またしても無視されてしまうのでしょうか。
私たちは、あらためて特定避難勧奨地点の解除に反対し、住民の意向と汚染実態に即した避難勧奨の継続と地域指定を求めます。
呼びかけ団体:南相馬・避難勧奨地域の会、
協力:福島老朽原発を考える会、避難・支援ネットかながわ(Hsink)、
ひまわりプロジェクト南相馬、国際環境NGO FoE Japan
問い合わせ先:090-6142-1807
E-mai: XLA07655(アット)nifty.com (アットを@に変えて送信してください)
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南相馬市(原町区)から盛岡に避難している者です。
盛岡には南相馬市小高区から避難している方々がいます。
私は少ない年金でどうにか生活しています。
解除されれば生活に困り放射線の高い地域に帰らざるを得ない方々出ると思います。
署名の用紙が欲しいです。
宜しくお願いします。
投稿: 武内 和雄 | 2014年12月16日 (火) 05時36分
放射能汚染地帯へ人を住まわせることは甚だしい人権無視、生命軽視、福島原発事故の深刻な問題をうやむやにさせる犯罪行為で、私は絶対反対です。
投稿: 梶谷 泉 | 2014年12月16日 (火) 08時48分
行政の税金は住民の健康幸福、福祉に使う物。
今一度住民のためにそれを考えてください。
投稿: 松原くに子 | 2014年12月16日 (火) 11時19分
南相馬の住民すべてが、放射能地域への帰還をきょひ
投稿: ueno satiko | 2014年12月16日 (火) 13時20分
解除は住民の意見を最優先に考えてください。
それでないと、生活に困っている方々は放射能が高くても戻らなければならなくなります。
解除を決定する人は「自分の家族を住まわす覚悟」で避難している人の立場に立って下さい。
安心安全は住民が決めることです。
解除は100%安心安全が確かめられたときにすべきです。
投稿: 大場敏 | 2014年12月16日 (火) 14時13分
原発事故の責任は、選挙結果とは関係なく、放射能被害の恐れのある限り続いています。住民が何の心配もなく帰還できるまでは、絶対に指定解除することは許されません。内部被曝の危険は想像以上のものがあり、そのようなところに子どもたちを返そうという計画は犯罪行為です。
投稿: 佐藤正兵 | 2014年12月16日 (火) 16時57分
応援します。
投稿: 岡田昭彦 | 2014年12月16日 (火) 21時19分