衆院選:韓国メディア「与党圧勝で関係改善困難」
毎日新聞 2014年12月14日 23時26分(最終更新 12月14日 23時50分)
【ソウル大貫智子】総選挙について韓国では、メディアが午後8時の投票終了と同時に、日本のテレビ局の出口調査結果を基に「与党で3分の2の議席を獲得する見込み」と速報するなど高い関心を示した。
KBSテレビは「軍隊の保有や戦争を禁止した平和憲法9条を改正しようとする右翼的な歩みが加速化することが懸念される」と報じた。また、聯合ニュースは、安倍政権が歴史問題で保守色を強める可能性が高いとして「連立与党の圧勝により、行き詰まった韓日・中日関係の改善は難しい模様」と指摘。一方、「(従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めた)河野談話を攻撃した次世代の党は座礁」と伝えた。