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日本代表のアギーレ監督 八百長問題で告発
12月15日 23時26分

日本代表のアギーレ監督 八百長問題で告発
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サッカー日本代表のアギーレ監督が、スペインのプロチームの監督を務めていた2011年に八百長に関わった疑いがあるとして、15日、スペインの検察当局から告発され本格的な捜査が始まることになりました。

スペインの検察当局によりますと、アギーレ監督はスペイン1部リーグのチーム、サラゴサの監督を務めていた2011年5月の最終戦、1部リーグ残留をかけた試合で八百長に関わった疑いが持たれています。
サラゴサはこの試合に勝って、1部リーグ残留を決めていました。
検察では、この試合前に当時のサラゴサの会長が両チームの選手などに金を渡していたことなど、八百長の疑いがあるとして、関係者に事情を聞いていましたが、15日、アギーレ監督を含むこの試合に関係した選手などおよそ40人を裁判所に告発しました。
スペインの司法制度では、検察からの告発を受けて本格的な捜査が始まるということで、アギーレ監督が事情を聴かれるために出頭を求められる可能性があります。
日本代表は、来月のアジアカップへ向けた強化合宿を今月29日に始めることになっていて、アギーレ監督がチームを離れざるをえない事態になれば、チーム強化への影響が懸念されます。

日本サッカー協会「事実関係を確認したい」

アギーレ監督が告発されたことについて日本サッカー協会の西澤和剛コミュニケーション部長は、「今の段階では、まだ連絡がないのでコメントのしようがない。事実関係を確認したい」と話しています。

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