琵琶湖ガイド業 廃業・引退のおしらせ 大熊一徳
突然ですがわたくし大熊一徳は長年続けてきた琵琶湖ガイドを引退することにいたしました。
ご存知のようにここ数年の琵琶湖のバスを取り巻く環境は年々厳しい状況となってきています。
特にここ数年で急激に悪化した景気の影響もあり、私のガイドに来てくれていたお客様の足も残念ながら遠のく一方でした。
ガイド業にはバスボート維持費をはじめガソリン代やマリーナの使用料、そして故障があれば修理代など想像以上に経費がかかるため、客数が定期確保できないと赤字になってしまいます。
10月に出発して3月に戻るというスケジュールで3年前からアメリカのFLWトーナメントに挑戦を開始したことはこのブログをごらんの皆様は既にご存知だと思います。
ガイド業が一段落しオフシーズンをアメリカトーナメントで過ごす生活は刺激的ですが予想以上に経費がかさむため正直に告白しますと今は火の車状態です。
これまでのように春から秋は琵琶湖ガイド、秋から春はアメリカでトーナメント三昧という調子のいい人生を続けるのは限界に達してきました。
そこで来年の春から心機一転してこれまでの琵琶湖ガイド業にひとまず終止符を打ち、2015年から新しい人生を歩むことに決めました。
これまで琵琶湖ガイドに来てくださったお客様全員ひとりひとりに、この場を借りて御礼申し上げます。
さて、ここからの発表が驚き。読んだ人はエエ~~っと驚きますよ。
2015年からは、なんとっ、中国の北京に移住します!!
写真は、北京構外を代表するバスレイクの諸壕蓮湖。
この美しいクリアーウォーターでかつてJBトーナメント時代に鍛えたフィネステクニックにさらなる次元のステップアップを完成させるのが今の目標です。
過去3年のアメリカではダイナミックな釣りに魅了されたのも事実、ですがもともと日本人の私にとっては「何か違うな~」っと違和感を感じ続けていたのです。
だからフィネステクニックを諸壕蓮湖で極めたい、今はそんな決意で浮き足立っています。
どうしていまさらフィネステクニックを極めたいの?と不思議に思う人もいらっしゃるでしょう。
すこし話がながくなりますがお読みください。
私がJBトップ50で活躍していたころ、同じしのぎを削ったライバルの中に残念ながら不正行為を行って見つかり除名された選手がいました。
その代表がこの人、ルールで禁じられている生き餌のエビをこっそり使って何度も優勝し、賞金を何度も騙し取った相羽選手。
そしてもう一人は試合前から生きたバスをバッカンというナイロン製のバケツの底に生かして隠しておき、試合中にライブウエルにうつし替えすることで釣ったふりをしていた小泉選手。彼も優勝賞金を騙し取ることに成功しています。
この二人の共通する点は不正を行ったこと意外に、優れたフィネスアングラーであるということです。
もう私もJBを抜けてかなり時間がたつので暴露してしまいましょう。ここだけの話ですが、この二人の不正に関しては私を含めた周囲のプロたちは発覚よりも前から知っていました。
本人から「いっしょにやろうよ」みたいなことも言われたことがあります。もちろん断りましたが。
彼らの不正が発覚しJBを除名となっただけではなく日本でのバストーナメントに悪いイメージが広まってしまったこと、とても残念でなりません。
フィネスアングラーという立場に泥をぬったともいえる彼ら二人、その汚名返上を私が行う意味でもここで立ち上がってフィネスをもう一度清めたいという気持ちから、今回の決意にいたりました。
これまで通っていたアメリカの釣り場ではフィネスを鍛えるにはどうしても不向きであるため、どこか最適な場所はないかと前々から調査をおこなっていました。すると中国で勤務するロッド下請け会社の知人から、北京にあるバス釣りトーナメント団体「黒鱸釣競儀」が日本人プロを長期滞在ゲストで招く準備を進めているという話が飛び込んできました。
また偶然にも黒鱸釣競儀では地元の諸壕蓮湖でガイドを開業したい人がいるらしく、日本のプロガイドからノウハウを学びたいそうです。
日米トーナメント経験もあり琵琶湖でガイド経験もある私が親善役として抜擢されるまでに時間はかかりませんでした。
琵琶湖でガイドしながら北京に通ったら?とも思いましたが、航空券の値上げやまだまだ不安定な原油価格、そして移動にかかる時間と体力的なことを考えるときわめて効率が悪く、琵琶湖のガイド業もそろそろ引きぎわかな~っと判断し、おもいきって北京に移住することにしました。
むこうの団体が居住地や滞在費をすべてサポートしてくれるという話があったのが移住を決心した理由なのですが。
今のところこの先何年ぐらい北京に住むことになるかわからないのですが、すくなくとも3~5年ぐらいはやってみようと思います。むこうで私のたどたどしい中国語、いやっ、たぶん片言英語?のレクチャーを受講する方々の飲み込みの早さしだいです。
今の私の目標は、北京から帰ってきて再びJBのトーナメントにチャレンジし、北京で鍛えたフィネステクニックを武器にもう一度表彰台の一番高いところに立つことです。
そうすることが相羽選手や小泉選手に対する復讐となるからです。
何年先になるかわかりませんがご期待ください。
そんな理由で突然の報告、みなさん驚かれているとは思うのですが、ぜひともご理解を頂きますようお願いたします。特に長年ガイドに来ていただいたお客様にはご心配ご迷惑をおかけいたします。
これまでの間ありがとうございました。
北京に到着して環境が整い次第、このブログで状況をお伝えします。
北京料理がうますぎてこれ以上デブにならないか今から心配です。
大熊一徳
ご存知のようにここ数年の琵琶湖のバスを取り巻く環境は年々厳しい状況となってきています。
特にここ数年で急激に悪化した景気の影響もあり、私のガイドに来てくれていたお客様の足も残念ながら遠のく一方でした。
ガイド業にはバスボート維持費をはじめガソリン代やマリーナの使用料、そして故障があれば修理代など想像以上に経費がかかるため、客数が定期確保できないと赤字になってしまいます。
10月に出発して3月に戻るというスケジュールで3年前からアメリカのFLWトーナメントに挑戦を開始したことはこのブログをごらんの皆様は既にご存知だと思います。
ガイド業が一段落しオフシーズンをアメリカトーナメントで過ごす生活は刺激的ですが予想以上に経費がかさむため正直に告白しますと今は火の車状態です。
これまでのように春から秋は琵琶湖ガイド、秋から春はアメリカでトーナメント三昧という調子のいい人生を続けるのは限界に達してきました。
そこで来年の春から心機一転してこれまでの琵琶湖ガイド業にひとまず終止符を打ち、2015年から新しい人生を歩むことに決めました。
これまで琵琶湖ガイドに来てくださったお客様全員ひとりひとりに、この場を借りて御礼申し上げます。
さて、ここからの発表が驚き。読んだ人はエエ~~っと驚きますよ。
2015年からは、なんとっ、中国の北京に移住します!!
写真は、北京構外を代表するバスレイクの諸壕蓮湖。
この美しいクリアーウォーターでかつてJBトーナメント時代に鍛えたフィネステクニックにさらなる次元のステップアップを完成させるのが今の目標です。
過去3年のアメリカではダイナミックな釣りに魅了されたのも事実、ですがもともと日本人の私にとっては「何か違うな~」っと違和感を感じ続けていたのです。
だからフィネステクニックを諸壕蓮湖で極めたい、今はそんな決意で浮き足立っています。
どうしていまさらフィネステクニックを極めたいの?と不思議に思う人もいらっしゃるでしょう。
すこし話がながくなりますがお読みください。
私がJBトップ50で活躍していたころ、同じしのぎを削ったライバルの中に残念ながら不正行為を行って見つかり除名された選手がいました。
その代表がこの人、ルールで禁じられている生き餌のエビをこっそり使って何度も優勝し、賞金を何度も騙し取った相羽選手。
そしてもう一人は試合前から生きたバスをバッカンというナイロン製のバケツの底に生かして隠しておき、試合中にライブウエルにうつし替えすることで釣ったふりをしていた小泉選手。彼も優勝賞金を騙し取ることに成功しています。
この二人の共通する点は不正を行ったこと意外に、優れたフィネスアングラーであるということです。
もう私もJBを抜けてかなり時間がたつので暴露してしまいましょう。ここだけの話ですが、この二人の不正に関しては私を含めた周囲のプロたちは発覚よりも前から知っていました。
本人から「いっしょにやろうよ」みたいなことも言われたことがあります。もちろん断りましたが。
彼らの不正が発覚しJBを除名となっただけではなく日本でのバストーナメントに悪いイメージが広まってしまったこと、とても残念でなりません。
フィネスアングラーという立場に泥をぬったともいえる彼ら二人、その汚名返上を私が行う意味でもここで立ち上がってフィネスをもう一度清めたいという気持ちから、今回の決意にいたりました。
これまで通っていたアメリカの釣り場ではフィネスを鍛えるにはどうしても不向きであるため、どこか最適な場所はないかと前々から調査をおこなっていました。すると中国で勤務するロッド下請け会社の知人から、北京にあるバス釣りトーナメント団体「黒鱸釣競儀」が日本人プロを長期滞在ゲストで招く準備を進めているという話が飛び込んできました。
また偶然にも黒鱸釣競儀では地元の諸壕蓮湖でガイドを開業したい人がいるらしく、日本のプロガイドからノウハウを学びたいそうです。
日米トーナメント経験もあり琵琶湖でガイド経験もある私が親善役として抜擢されるまでに時間はかかりませんでした。
琵琶湖でガイドしながら北京に通ったら?とも思いましたが、航空券の値上げやまだまだ不安定な原油価格、そして移動にかかる時間と体力的なことを考えるときわめて効率が悪く、琵琶湖のガイド業もそろそろ引きぎわかな~っと判断し、おもいきって北京に移住することにしました。
むこうの団体が居住地や滞在費をすべてサポートしてくれるという話があったのが移住を決心した理由なのですが。
今のところこの先何年ぐらい北京に住むことになるかわからないのですが、すくなくとも3~5年ぐらいはやってみようと思います。むこうで私のたどたどしい中国語、いやっ、たぶん片言英語?のレクチャーを受講する方々の飲み込みの早さしだいです。
今の私の目標は、北京から帰ってきて再びJBのトーナメントにチャレンジし、北京で鍛えたフィネステクニックを武器にもう一度表彰台の一番高いところに立つことです。
そうすることが相羽選手や小泉選手に対する復讐となるからです。
何年先になるかわかりませんがご期待ください。
そんな理由で突然の報告、みなさん驚かれているとは思うのですが、ぜひともご理解を頂きますようお願いたします。特に長年ガイドに来ていただいたお客様にはご心配ご迷惑をおかけいたします。
これまでの間ありがとうございました。
北京に到着して環境が整い次第、このブログで状況をお伝えします。
北京料理がうますぎてこれ以上デブにならないか今から心配です。
大熊一徳