2014年12月14日23時55分
共産党が、公示前勢力の8議席を倍増させて17議席以上を獲得することが確実となった。
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東京・代々木の共産党中央委員会に置かれた開票センターでは、次々に比例区の当選確実が報じられ、現有8議席から2桁議席への躍進が確実になった。共産党の2桁議席は、20議席を獲得した2000年衆院選以来。行方を見守っていた小池晃・副委員長は「こんなに早く(当確が)出るとは」と笑顔を見せた。
安倍政権に真っ向から対立する政策を訴え続けた。志位和夫委員長は「消費増税を許さず、集団的自衛権の行使にも反対し、対案を示した。それが評価されて、総選挙では久方ぶりの議席増になった。無党派層や、今の政治に批判的な層から、一定の支持を得られたと思う」と手応えを強調した。
また、衆院選で初めて解禁されたネット選挙を活用したことについて、「若い皆さんと一緒に行動し、その皆さんが共産党を自分たちの代表にしようと動いてくれた結果」と述べた。
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朝日新聞官邸クラブ
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