凛として(代表取締役社長 池田元英)


凛として(代表取締役社長 池田元英)

2014年10月26日

株式会社エナリス

代表取締役社長 池田元英

この度は、風説の流布ととれる書込みの影響で、株主をはじめ、お取引先の皆様、応援・ご指導いただいている皆様に多大なご迷惑をお掛けしていることを深くお詫び申し上げます。

通常、会社の代表がこのような形でコメントする例も少なく、少々大人げなく、異例ととられるかと存じますが、当社はベンチャー企業として東証マザーズに上場させていただいている現状で、コミュニケーション方法が多様化している今の時代に、ベンチャー企業らしく迅速に、きちんと事実をご説明させて頂きたいとの思いがございます。

普段お世話になっている皆様に、少しでも、ありのままの私個人として、普段どんな思いで会社の経営にあたっているか、また会社の、なにより経営の透明性について非常に重要視している姿を少しでも皆様にご説明させていただきたく、普段エナリスがどんな考え方で会社が運営されているかをお知らせすることで、多くの方にご理解を賜りやすくなるのではないかと考え、ご報告させていただきます。

私たちエナリスのルールは、上場企業であるうえでのルールは当然遵守し、加えて高い倫理観、「想像を超える」「共感される」皆さんに「いいね!」と思っていただける経営を目指しています。

今回の騒動を要約して申し上げると、私共のリスク管理が万全ではなく、結果としてあらぬ疑いをかけられる結果となってしまったことをこの場をお借りしまして深くお詫び申し上げます。

上場市場でありご指導いただいている東京証券取引所、監査をしていただいている監査法人、監査役の名誉にかけて申し上げますが、一点の曇りもなくそのような懸念は一切ございません。

今回の取引は、できるだけご希望に添えるようにしようと誠心誠意、努力を続けてきたものの、最終的に約束を果たしていただけないことが判明した為に、事業を計画通り実施する為の代替案を実施した次第です。

一旦お付き合いさせていただくのであればとことんその関係を大事にさせて頂きたいと考えますし、普段から社内でも「騙されても騙すな」と申し上げております。もちろん会社経営において決して騙されるようなことがあってはなりませんが。

今となっての反省点としては、やはりお取引する場合の与信管理だけでなく、その計画の妥当性や実現性を含めて、もっと厳格にすべきだったところです。

この点に関しては、社外監査役、監査法人のお力をお借りして、取引に至る手続の検証と今後の再発防止に向けて委員会を立ち上げます。

株主はじめ関係者の方々にはこの場をお借りして以降このような事態を生じないように細心の注意を払うことを誓います。申し訳ございませんでした。

当社は全社員一同、朝礼で以下のようなエナリスの遵奉すべき精神を唱和しています。

一、産業報国の精神
一、公明正大の精神
一、和親一致の精神
一、力闘向上の精神
一、礼節謙譲の精神
一、順応同化の精神
一、感謝報恩の精神

当社では、会社として利益を上げる以前に、一人の人間として、それぞれの個性を活かしてより多くの方に共感していただけるようになることが一番重要と考えております。

従いまして、今回のような会社の価値をおとしめようとするような行為に直面し、晴天の霹靂のごとく非常に驚くと同時に当社だけならともかく、株主の皆様にご迷惑をかけることになろうとは思いもよりませんでした。

しかし、こうした事態が生じてしまった以上、株主の皆様の思いを想像するに、反社会的な行為に対して、断固とした覚悟で臨むことを誓います。
当然ながら法的な手段もすでに手続しております。

また、この一連の騒動ですでに株を持っていただいていた多くの方々がやむにやまれず手放されたのではないかと存じます。

これから私たちエナリスは、エネルギーの効率的利用を通じて使命感を持って新しいチャレンジを続けます。

どうか株主の皆様の温かいご支援を頂き、この難局にお力添え、ご指導賜りたくお願い申し上げます。

エナリスの将来を信じてください。

株主の皆様の浄財をお預かりしている以上、どんな困難が待ち受けていても株主の皆様をお守りし、エネルギーの効率的利用方法の提案と実施を通じて地球環境に貢献し、人類の平和と繁栄に積極的に役割を果たすという理念に従って、これからも積極的に活動していくことをお伝えしたいと存じます。

以上

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