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松島みどり氏逆風が順風に 「うちわ」逆手に取り無党派にも浸透

野田聖子氏らの応援を受け、松島みどり氏は支持を広げている
野田聖子氏(左)らの応援を受け、松島みどり氏は支持を広げている
Photo By スポニチ

 衆院選の投開票を14日に控え、「政治とカネ」の問題などで世間を騒がせた候補者の情勢はどうなっているのか。逆風の中、選挙戦に突入した元大臣の松島みどり、小渕優子両氏ら4候補それぞれに焦点を当てて、2日の公示から12日まで10日間の悲喜こもごもをのぞいてみた。

 東京14区の松島氏は12日、朝から東武伊勢崎線の東向島駅(東京都墨田区)前の街頭に立った。トレードカラーの真っ赤なダウンコートを羽織り通行人に支持を訴えた。

 うちわ配布問題で10月に法相を辞任し、逆風で迎えた師走の選挙戦。“妖怪ウチワモメ”がささやいたのか、通行人から「うちわ!」と嘲笑されたことも。それでもおわび行脚が奏功。野田聖子前総務会長から「身から出たサビを反省している」などとスキャンダルを逆手に取った援護射撃を受けるなど無党派層にも浸透。公示の際には支援者離れが顕著で当落は微妙と目されていたが、支持を広げている。

 群馬5区の小渕氏はこの日、吾妻地域を中心に回った。自身の政治資金団体をめぐる問題の責任を取り、経済産業相を辞任。衆院解散後、姿を消して“妖怪クモガクレ”に取りつかれたかと思いきや、公示後は地元で涙の第一声。「小渕王国」と呼ばれる強固な支持基盤は揺らいでいない。過去5回は他候補の応援に回っていたが、今回はその役目を小泉進次郎氏が担い、この日までに27都道府県64カ所を遊説している。

 安倍晋三首相は公示後に遊説で入った都道府県は12日までに計23を数えるが、関係者によると、「政治とカネ」の問題を取り上げたことはない。首相が年内解散の検討を加速させる「引き金」(官邸筋)にもなったテーマだが、与野党が主張をぶつけ合う争点とはなっていない。自民党幹部は「こちらの土俵で相撲が取れている」と語る。

 一方、この問題が尾を引いているのは栃木3区の渡辺喜美氏。今年3月に化粧品販売会社会長から8億円を借り入れていた問題が表面化し、用途を「熊手を買った」などと説明。“妖怪クマデシキン”のあおりを受けたかのように、問題の責任を取って「みんなの党」代表を辞任。11月に内部の路線対立から党がなくなり、初めて無所属で立候補した。50年以上続く「渡辺王国」だが風当たりは厳しく、前回比例復活を許した自民党候補を追う展開となっている。

 同党の解党を決めたのは前代表で神奈川4区の浅尾慶一郎氏。“妖怪バラバラポー”が現れたかは定かでないが「みんな」から一転、無所属になり「厳しい戦いだ」(同陣営)。連日、幹部の応援を受ける自民党候補との競り合いが続く。

[ 2014年12月13日 05:30 ]

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