手紙
集中治療室から一般病棟に移って半月が経った。
贅沢にも個室をあてがってもらっている。
傷はまだ癒えない。
あちこち砕けてつぶれた骨は、あと何回か手術をしないと元に戻らないらしい。
それでもなんとか上半身を起こせるくらいにはなった。
ここ数日でやっと食事が固形物で出てくるようになった。
でも、私はそれを口にしたいとは思えないでいる。
「由紀子、今日はいい天気だぞ」
今日も面会開始時間ぴったりに、父が病室にやって来た。
カーテンを開けて、にこにこと笑いかけてくる。
父は私が入院して以来、毎日見舞いに来ていて、一日中病室にいる。
そして面会時間が終わると帰っていく。
毎日、毎日。
特に何をするわけでもなく、ろくに返事もしない私に話しかけて、ずっと穏やかに笑っているのだ。
ぱりっとしたスーツ姿は影をひそめ、よれよれのトレーナーに無精ひげのおまけつき。
白髪もずいぶん増えた。
仕事は、やめたのかもしれない。
最近、いろんな人が私に会いにやって来る。
まずは警察の人。
「今回の『事故』のことについてだけどね」
『事故』。
世間的にはそういうふうに片づけられているらしい。
私はもう全部が面倒で、のらりくらり質問をかわした。
警察の人は終始優しかったけれど、私にやる気のないことを見抜いたのか、早々に切り上げて行った。
以降、音沙汰はない。
次は、私を跳ねた車を運転していた人。
この人はとても反省しているらしく、謝らせてほしいと申し出てきたのだけれど、私はこの人こそ今回の『事故』の最大の被害者だと知っているので、合わせる顔がなくて、これ以上気に病まないでほしいとだけ言伝てもらって、お引き取りいただいた。
若い男性だったらしい。
私のせいで彼に前科がついてしまった。
刑務所に入れられてしまうのだろうか。
お金のことは、どうなるのだろう。
申し訳ないことをしたと後悔するけれど、どうしようもない。
誰にも迷惑をかけずに死ぬには、最初からなかったかのように消えるしかないと気づいて、また絶望した。
それから間もなくやって来たのは、学校の教頭と麻生先生だった。
こちらの方々も、病室へお通しすることなくお帰りいただいた。
麻生先生は傷ついていると思う。
でも、謝る気持ちさえ湧いてこない。
あの日に私のすべては終わってしまったも同然で、今この日々は、成虫が土へもぐり幼虫に返って眠り続けているようなもの。
私はふたたび地上を、世間を知ることはないし、もちろん学校へ戻ることもない。
だから、もう何をしても無駄なのだ。
そうやって追い返しているのに、麻生先生はちょくちょく病院に顔を出すらしい。
「本当にお会いしなくていいのか?」
父は何度も説得してくるけれど、私の気持ちは変わらない。
まだあの世界、あの過去につながっていると思うと、それこそ死んでしまいたくなる。
忘れたい。
全部、全部、忘れてしまいたい。
「そうね、今はすべてを忘れて心も体も休まなきゃいけないときなのよ」
と仏様のような顔で笑うこの女性は、この病院のカウンセラー。
たまにやってきて、親しげに話して、私の言葉を引き出そうとしてくる。
この時間は苦痛だ。
私が人間的な生活を取り戻すために、この『治療』が必要不可欠なのは分かる。
でも私は、どんな未来も望んでいないのだ。
壊れた体が人の手を加えられて元に戻されていく。
ただ、それだけの毎日。
その日も、私はぼうっと天井を見つめていた。
出された朝食にひとつも箸をつけないでいたら、看護師のお姉さんがたっぷりとした点滴袋を持ってきた。
「ちゃんと食べないと、治るものも治らないわよ。
点滴じゃ、おいしくないでしょ?」
腕は穴だらけになってしまったので、管は手首に繋がれた。
うんともすんとも言わない私を見かねて、ベッド脇で本を読んでいた父が「すみません」と謝った。
看護師は父に苦笑を残して病室を去って行った。
「なあ、由紀子。そろそろ何か食べないとなあ」
へらへらとしていた父が、「おっ」とポケットをまさぐる。
携帯電話が着信を知らせるために震えていた。
「もしもし。ああ、いつもお世話になっております」
電話に出るなり父は立ち上がり、誰もいないドアに向かってぺこぺこおじぎをした。
「はい、はい、申し訳ございません……今すぐそちらへ向かいますので」
そして終話ボタンを押すと、神妙な面持ちでこちらへ振り返った。
「麻生先生が、また来てくださったぞ」
言外に「今日こそお会いしなさい」と強要される。
でも私は何の反応も示さなかった。
無言のまま天井を見ていると、父は肩を落として病室から出て行った。
そういえば、父はため息をつかなくなった。
こういうときには絶対に、不満をあらわにしていたのに。
そんなことを考えて、でもすぐに打ち消して、また天井を見つめた。
うつらうつら、夢とうつつの境をさまよっていたら、ドアの開く音で目が覚めた。
父は、いまだ硬い表情のまま、私の傍までやって来た。
「今日はな、麻生先生、友達からの手紙を持って来てくれたぞ」
友達。
私の目は、かっと大きく開いた。
「ほら、ここ置いておくから」
毛布がかかったお腹の上にピンク色の封筒が乗せられる。
「喉が渇いたな。売店に行ってくる」
そして父は有無を言わさぬ速さでふたたび病室から姿を消した。
このお膳立てされた孤独の意味を、悟らない私ではない。
でも、なかなか動けなかった。
それはケガをしているとか、点滴中であるとか、そういった身体的な障害を上回る緊張がこの体を金縛りにしたからだ。
友達。
頭の中から意識的に排除し続けてきた言葉。
それは恐ろしい響きのする言葉。
とてつもない痛みをともなう言葉。
でも、いつも、いつも、求めていたもの。
封筒には何も書いていなかった。
私は痛みに耐えながらゆっくりと上体を起こすと、まだ当分不自由を強いられるであろう手で、懸命に封筒を開けた。
恐怖と焦燥。
そこに消え入りそうなほどの何かがきらめくから、それを反射的に叩きのめす。
もう、こんな感情は持たないと決めていたのに。
それでも、開いた便せんに並ぶ見慣れた文字を見た瞬間、それはまぎれもない『期待』という形となって私の胸で暴れ出した。
この字は、この丸々とした字は。
アリィだ。
しかし、その宛名を見た瞬間に、私はまた突き落とされた。
『由紀子ちゃんへ』
字は、確かにアリィのものなのに。
こんな呼ばれ方をしたのは、初めてだ。
とたんに、これ以上読み進めるのが恐くなる。
ほら、期待なんてするから。
私、いくら打ちのめされたら学べるんだろう。
でもダメだ。
私は愚かだから、それでも私のために時間を割いてアリィが書いてくれたこの文章を、私は期待を持ってしか受け取ることができない。
だって、この甘ったれた文字も、この封筒がピンク色なのも、『ギャル』なんかじゃない、私の知ってるアリィそのものだから。
だから、私は読んだ。
お姫様の絵柄がついた便せんの、すみからすみまでを。
『由紀子ちゃんへ
こんにちわ。お手紙を書くのは初めてですね。
初めてのお手紙をこんな悲しい気持ちで書いてることが残念です。
もっと前に由紀子ちゃんにお手紙を書いておけばよかったです。
せっかくなのに何から書けばいいのかわかりません。
私は由紀子ちゃんにとてもひどいことをしてしまいました。
最初はこのことを謝った方がいいと思うのでそうします。
急にカナエちゃん達のところに行ってしまってごめんなさい。
おそろいのクマちゃんにひどいことをしてしまってごめんなさい。
それから由紀子ちゃんが私を追いかけて来てくれたのに逃げてしまってごめんなさい。
謝らなきゃいけないことは、もっともっといっぱいあります。
私はバカです。
だからずっとお友だちをつくるのがヘタでした。
私はみんなと一緒にいると楽しいのに、みんなは私と一緒だと楽しくないみたいなのです。
一生懸命いろんな子に声をかけたけど、みんなみたいに仲良しグループはできませんでした。
ずっとそうでした。
そんなのは私だけだと思ってました。
でも中学生になって由紀子ちゃんに会いました。
由紀子ちゃんは頭が良くて難しいことも知っててグループにも入っててお友だちもいてすごいなと思いました。
それなのに由紀子ちゃんはいつも寂しそうでした。
私は由紀子ちゃんのことが気になってました。
だからよく観察していたら、だんだん由紀子ちゃんのグループのみんなが由紀子ちゃんをひとりぼっちにするようになりました。
ひどいと思いました。
お友だちをひとりぼっちにするなんて許せませんでした。
由紀子ちゃんを見ていたら、由紀子ちゃんは頭が良くてすごいのに私とちょっと似てるような気がしてきました。
私はいろんな子と一緒にいたけどひとりぼっちのような気がしていました。
でも由紀子ちゃんとならお友だちになれそうだと思ったのです。
だから親友になることにしました。
そしたら由紀子ちゃんも喜んでくれると思ったのです。
でも由紀子ちゃんは喜んでくれませんでした。
がんばってお友だちになろうと思ったけど由紀子ちゃんはいつも嫌そうな顔をしてて私はまた失敗してしまったと思いました。
また私はひとりぼっちになるのかなと悲しくなりました。
ひとりぼっちはとてもつらいです。
嫌です。
寂しいです。
だから私は由紀子ちゃんが嫌がってるのをわかってたのにお友だちをやめることができませんでした。
私のわがままでいっぱい由紀子ちゃんに嫌な思いをさせてしまってごめんなさい。
でも由紀子ちゃんは嫌な顔をするけど私と一緒にいてくれました。
ほかの子みたいにウソで笑ったりこっそり逃げたりしませんでした。
だから由紀子ちゃんは本当は心が優しいんだって私はわかりました。
少しずつでいいから本当のお友だちになれたらいいと思ってました。
いつか由紀子ちゃんが笑ってくれるといいなと思っていました。
いちばん楽しかったのは夏休みです。
お友だちの家にお泊まりしたのなんて初めてで楽しすぎてたくさんはしゃいでしまいました。
由紀子ちゃんは私のことあまり好きじゃないのに宿題につきあってくれてありがとうございました。
でも本当はもっと夜におしゃべりとかしたかったです。
デパートに行ったのも、とても楽しかったです。
お友だちとおそろいは夢だったのでクマちゃんを一緒にバッグにつけて歩いているときとても幸せでした。
それからメロンのことも忘れられません。
メロンが食べたいと思ってたら由紀子ちゃんがメロンを買ってくれたので由紀子ちゃんはエスパーだと思いました。
あんなにおいしいメロンは食べたことがありませんでした。
私の世界で一番好きな食べ物は由紀子ちゃんと一緒に食べたメロンです。
一生の素敵な思い出になりました。
一緒にメロンを食べているとき私は由紀子ちゃんと本当にお友だちになれたと思いました。
親友になれたと思いました。
でも、それは私のかんちがいでした。
由紀子ちゃんはおそろいのクマちゃんをバッグにつけてくれませんでした。
あんなに楽しい時間を過ごせたと思っていたのに思い出すと由紀子ちゃんは一度も笑ってくれてませんでした。
楽しかったのは私だけで、やっぱり由紀子ちゃんは私のことが嫌いなのだとわかりました。
由紀子ちゃんが足にケガをして来た日に由紀子ちゃんが保健室のカーテンの中に隠れてしまったときに私は思いました。
もう由紀子ちゃんはこれ以上私と一緒にいてくれないんだと実感しました。
たくさん嫌な思いをさせてしまったし由紀子ちゃんは優しいからたくさんガマンしてくれてたんだろうなと思いました。
もう由紀子ちゃんをガマンさせるわけにはいかないと思いました。
由紀子ちゃんと離れたくないけどこれ以上由紀子ちゃんをガマンさせたらかわいそうだと思ったのです。
でもまたひとりぼっちになるのは嫌でどうしようと悩んでいたときにノアちゃんが仲間になろうと誘ってきてくれました。
カナエちゃんとミオちゃんとノアちゃんは私のことをおもしろいと言ってくれました。
カナエちゃん達のことをみんなこわいって言うし私もそう思っていたこともあったけど本当は違いました。
カナエちゃん達は自分を表現するためにいろんな努力をしていてとても尊敬しました。
だから私はカナエちゃん達と一緒にいようと決めました。
そうすれば由紀子ちゃんももう苦しまずにすむと思ったのです。
だから由紀子ちゃんが追いかけて来てくれたとき、びっくりしました。
由紀子ちゃんは私のことを嫌いじゃなかったのですか?
どうしていいかわかりませんでした。
私はもうカナエちゃん達のソウルメイトになってしまったし由紀子ちゃんはあまりオシャレは好きじゃないみたいだったので由紀子ちゃんを誘うことはできませんでした。
どうしようと思っていたら、あの日の事故が起きてしまいました。
私はバカだから泣くことしかできませんでした。
今でも思い出して毎日泣いてしまいます。
とてもこわかったです。
由紀子ちゃんが死んでしまったら私のせいだと思いました。
世界の終わりだと思いました。
だけど由紀子ちゃんは生きててくれました。
たくさん痛い思いをしていると思いますが生きててくれて本当によかったです。
今とても後悔しています。
私は自分の気持ちをちゃんと由紀子ちゃんに伝えていなかったし由紀子ちゃんの気持ちを聞いていませんでした。
ちゃんとお話をしていればよかったと後悔しています。
だから私はお友だちがつくれないバカなんだと思います。
でも由紀子ちゃんは気づかせてくれました。
だからもうまちがえません。
由紀子ちゃんが許してくれるならもう一度お友だちになってくれますか?
何度謝ってもたりないけど私は由紀子ちゃんが今も大好きです。
由紀子ちゃんといっぱいお話がしたいです。
由紀子ちゃんの気持ちを知りたいです。
また一緒に遊びたいです。
はやく元気になってください。
有田 淑子』
何度も読み返した。
何度も、何度も、何度も。
だって途中で視界がかすんで文字が見えなくなるもんだから、ちゃんと読むにはそうするしかなかった。
無言で泣いた。
頬に伝う暇がないくらい大粒の涙がぼたぼた落ちて、手紙を濡らさないようにするのが大変だったほどに。
そして私は最後の『有田 淑子』の文字をなでた。
あんなに――たぶんダサいという理由で――本名を嫌がっていたアリィが自ら書いたそれは、アリィの誠実な想いの象徴だった。
一生懸命書いてくれたんだろう。
たくさんたくさん時間をかけて。
そんなに自分をバカだバカだって。
分かってたなら、もうちょっとそういう素振りを見せなさいよ。
全然気づかなかったじゃないか。
アンタがこんなにもちゃんと物事を考えられるって。
私の方が、バカだったんだって。
今、気づいた。……
「あー遅くなった。売店が混んでてなあ」
父が戻って来たのは、出て行ってかれこれ小一時間ほど経ったころだった。
白々しい嘘。
こんな時間に売店が混むわけない。
「父さん飯買って来たけど、お前も何か食うか?」
椅子に座る間際、私の方をちら、と見た。
私が泣いたことに気づいただろうに、いつもと変わらないようにふるまっている。
笑いながら、伸びたひげをなでてジョリジョリ鳴らしている。
一緒に朝食を食べていたころ、私はこの音を聞くのがとても苦痛だった。
体臭も我慢ならなかった。
消えてしまえばいいと思っていた、それなのに。
仕事を放り出して。
身なりを整えることも忘れて。
ため息をつくこともせずに。
こんな私に笑いかけてくる。
ずっと、ずっと嫌いだった、
だけど、これが、私の。……
「お父さん」
ずっと黙りきりだった娘の久々の声に、父は動きを止めた。
そして今聞こえた音が現実だったのかを確かめるように、ゆっくりと私を見た。
「メロン」
「え……?」
「メロン、食べたい」
呆けていた父の顔が、みるみるゆがんでいく。
「由紀子……!」
驚いているのか、笑っているのか、泣いているのか、分からないくらいぐちゃぐちゃの顔をして。
「分かった、買ってきてやる!一等、でっかくて、甘いやつ!
今すぐ買ってくるからな!」
そう言って病室を飛び出していった。
バタバタと騒々しい足音が、遠ざかっていく。
また、ひとりになった。
静かな病室に、カタカタと窓の鳴く音が響く。
北風が吹いているのだろう。
外はまだ凍えるように寒い。
でも、この寒さがやわらいで、春が優しく微笑むころ。
芽吹く緑と一緒に、私はきっとこの病室を出られる。
きっと、きっと。
点滴に繋がれた手でピンク色の封筒を握りしめ、私はちいさく笑った。
了
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