僕の横には
「初めまして!片平美咲です!
今日からこのクラスでお世話になります!」
これが、全ての始まりだった。
「じゃぁ、片平は・・・柊の隣な!分かるだろ、あの髪の毛の人」
「あ、あの汚い髪の色の人ですね!分かりました!」
クラス全員が静かに笑いをこらえて、皆なぜか僕を見ない。
好きでこの髪の色に生まれた訳じゃないのに。
「あの、よろしくお願いしますね!汚い髪の色の人!」
待て待て待て・・・まさかずっとその名前で呼ぶ気じゃないだろうな?
一応名乗っておくか
「僕は汚い髪の色の人じゃなくて、柊斗真!本名より長くなるってどうゆう事だよ!」
「私はさっき言った通り、片平美咲です!」
「汚い髪の色の人は、なんて呼べばいいですか?」
「・・・その調子じゃ、何を言っても多分汚い髪の色の人と呼ぶ気だろ」
「えー、そんな事ありませんよぅ、汚い髪の色の人!」
「説得力なさすぎ!」
全く・・・最悪な気分だ!!
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