家blog

家づくりを考えている方々に役立つ情報満載。家づくりに必要な情報やそれぞれのコンセプトのある家づくりの記録等、住工房つくばの杜の家づくりをお伝えします。

施主施工その意味_DIY珪藻土@緑と暮らす平屋の家

緑と暮らす平屋の家、、
先週行われたDIY=施主施工。


家族3人で壁塗り
玄関から土間につながる壁を
一部にはお子様のダイナミックなパターンを作り、
仕上げてくださいました。


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奥様は丁寧な段取りで進められるタイプ。

職人さんを交えどういうパターンで仕上げるか
念入りに検討を重ね、いざ。


収納のなかは、ビニルクロスでイイ…と思いがちですが、、
珪藻土、、臭いや湿気に効果を発するので、
こういうトコロこそ、、使っていただきたい、、
と、いう意図を汲んでくださいました。


他の珪藻土に比べ粘性が強くトロットした質感
割れにくい性質を持ち塗りやすさが評判で
採用率が高い素材です。



 さて、、 施主施工 、、その意味について考えていきたい。。

 左官工事ン十万円。 ( 規模によっては単位もあがる )
 塗装工事ン十万円。

これらが見積書からスッと消えていくのは嬉しいこと。。
オッ~!!!と、、一瞬 手放しで嬉しくなる。。

でも、、自分たちの手で全てをやるということは、、

 ☑ 素材選定 ( メーカーの体験塗り教室などへの参加 ・ 素材比較検討 )
 ☑ 道具の準備 ( マスキングテープ・養生・コテ・コテ板・バケツ・刷毛、、
              ファイバーテープ・シーラー・掃除用具諸々 )
 ☑ 材料の段取り ( 量の拾い ・ メーカーへの発注 )
 ☑ 施工する人工の確保 ( 友人・家族への協力依頼や自身の休暇調整など )
 ☑ 下準備 ( 養生…マスキング、、コレが肝で重要 )
 ☑ 施工 ( 肉体労働が出来る体力と、、とにかくやりぬく精神力 が要 )
 ☑ 片付け ( 道具を洗ったり、、掃除したり色々いろいろ )
 ☑ 労い ( 友人へのお礼としての 食事や飲み、、など )

これらの過程を乗り越えなければいけない。。
書くのは簡単だけど、、いやはや大変ですよ!!

コストダウンに意味を見出し、、
そこをモチベーションに頑張れる。。

と、いうことはモチロンある。。

でもでも、、好きじゃなければ出来ないし、、
感傷的、、おセンチなキモチだけでも無理。。

段取り力、、体力、、精神力(根性)、、
勿論 ある程度の手先の器用さ も、ないとダメ。。

脅かしている訳ではないですが、、
それだけの覚悟が必要だと思うのです。

そんな体力も根性もないけれど、、
自身の家づくりで、何か…という想い も、
モチロンあると察します。

そんな方へ、、施主施工のもうひとつのケース をご紹介。

  前段階と後片付けを、住工房つくばの杜に任せて、
  ( ※ 勿論費用はかかります )
  施工(塗る)という メインイベントだけ参加する。

こんなケースも有り、、
想い出づくりという意味では、いいと思います☆


さて、今回、お施主さまの 「施主施工」 は 後者タイプ。

プロの左官職人さんの指南を受けながらやりました。


自分のお家を、家族や友人の手で仕上げていくこと。

 手仕事のぬくもり、、
 作業することで生まれる想い出、
 家づくりの取捨選択への納得感、
 家への愛着。。

心 に しっかり残るであろう、、

 充足感、、 
 満足感、、 

を、得られることが、、
何よりの施主施工の意味だなぁと、
何軒かの施主施工の現場を経験してきて感じること。

( イワユル ヨクアル  ワークショップ ノ ノリハ ニガテ )
( カンケイスル カタガタノテガウゴクコトガ イミアルコトダトカンジル )

とっても仲の良いご家族。
笑顔もひとしおですね。 

参加された、お施主さま、
本当にお疲れまでした!!!!!!!!!!

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次は床の塗り仕上も施主施工となります。

庭づくり等の外構も施主施工に挑戦する予定です。


言葉では簡単に言える施主施工ですが、、本当に大変なコト。。



成し得た ご夫婦の 熱意と 精神力と 行動力に、
私たち、感服☆感動 です。

toolofplasteredwalladachino

 

 

最後に、、DIYの意味。

 DIYとは 、、 
 Do it  Yourself  の略語。

 

 住まいをより良いものにするために、自分たちの手を動かすこと。
 
空襲を受け破壊されたロンドンの街を自分たちの手で復興させるという、、
国民運動としてイギリスで始まり、その時のスローガンが、、Do it  Yourself。
このことが起源だとか。。
 
以来、イギリスは ご存知の通り、、DIY大国!!

インテリア…ガーデニング…家具づくり…リフォームに至るまでをDIY。
暮らしの空間を快適に整えること に 余念のないお国柄。


暮らしの空間を快適に整える
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DIY



緑と暮らす平屋の家、、完成にむけて仕上げ工事中です。
外壁が仕上り、
関東も梅雨明け宣言。。。炎天下の青空の下、足場が撤去されました。


緑と暮らす平屋の家の特徴は、
深い軒のあるテラスがあるオープンなLDKとプライベートな中庭、
そして家事のしやすさを考え抜いた水廻り空間。。。等

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色々と現場で打合せしながら工事を進めてきました。 


これから

施主施工での壁塗り、、塗装が待っています。



施主工事…DIY部分もかなり多いのですが、、
お施主さまは前向きにトライしてくださるお気持ちなので、、
キモチよく出来るようサポートしていけたらと思っています!

DIYをやるということは、、
もちろんコストダウンの意図も大きくありますが、
手を動かした分、愛着もひとしおな家になること間違いナシ!

今日は、コスト調整の勘どころ、、
そんなところが分かるような記事になればいいなぁと思っておりますので、、
そんなことを書いてみたいと思います。。

仕様の決まっているハウスメーカーさんとの家づくりと違い、
住工房つくばの杜の家づくりは自由でシンプル。


その時心掛けているのは、
家づくり当初のコンセプトだけはブラさないこと!!

構造の安全や耐久性といった大きなところは絶対に変えない。

プラス 室内の住み心地を大きく影響する部分、、
珪藻土仕上や漆喰仕上、、
無垢の床材といったところは、妥協しないようにすすめます。

そこを変えるような設計は、、
そもそもご提案することは無いように努めています。。

ユニットバスやキッチンや洗面など、
ネットなどで調べると、
安いところも、じゃんじゃん出てくるようですが、
水廻りに関わるところは、工務店にお任せすることをおススメします。

水廻りで、コストダウンの方法としたら、
工務店が得意とするメーカーさんを使い、
あまり残念にならないような目線で、シンプルなモノに選ぶこと。


こだわりが少ない項目を見つけ、、
拾い上げて積み重ねることが、、
コスト調整の場面では、大切。。

( ショールームではアレもコレもと余分なモノをつけてしまいがち )
( 今一度我に返り冷静に見ると、贅沢で不要なモノを載せていたりするもの )

モチロンこだわりが強い部分であれば優先しますが、
将来取り換えられる部分でもありますので、
限りある予算の中での優先順位としては、、
こんな方針で行くと、結果、トータルで満足できる家になると思います。。


じゃあ、コスト調整で、大きく何が削れるかというと、、
内部塗装工事や内部左官工事といった部分。。


モチロン、仕上りは、プロの腕に叶わないけれど、、
素人でも、頑張れば…根気さえあれば…
出来ない部分ではないトコロ。

いわゆる施主工事… DIYで頑張れば、
コストダウンできる項目。。。。。

自分で塗った壁は愛着もひとしおといった感じになります。

内装のコスト調整案として、、
「紙クロスへの変更」 も、
施主さん側から出されることもあります。。

でもでも、ここだけは、、
住んでからの効果が 最も 感じやすいところなので、
設計者として、左官壁をDIYをしてまでも、
ぜひとも採用していただきたいのが本音。

それをご理解くださり、頑張ってくださる施主さんのパワーが嬉しいです!!
ありがとうございます!!!

お施主さまは、納得感を得ながら、
ひとつひとつをジャッジされました。。
きっと、完成して暮らしてからも、手を加え続けながら、、
味のあるいい住まいをつくり続けてくれるだろうなぁ。。と想像できます

「…味のある仕上り…」 というのは、
人の手の温かみが加わっていることで、
感じられる部分でもあると思うのです。。

また、DIYというと、つくり手の理解も必須です。

敬遠してしまう工務店もいるようです。

お施主さまにとって、
コスト調整という期間は、最もツライ時期ではありますが、
現実感を持って、全ての内容を精査することで、、
「 納得感 」が、得られます。

この 「納得感」 こそ、家づくりをするとき、一番大切なこと。

家づくりには色~んなことがありますが、、
お施主さま自身が手を動かすことで、
家は買うものではなく、、家はつくりあげていくものだと、
実感できるのがDIY。。

予算に合わせて家づくりをすること。
何にどう予算どりしていくかは、ホント悩ましいですが、、
頑張る気力&根気さえあれば、、Let's DIY!でしょうか。。(笑)



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流れ



新しいプロジェクトの設計が進められています。


八千代町、田園風景の美しい街並みにご夫婦と野球が大好きなお子さんふたりの4人家族の
ための新居。

初回プランをベースに、
現在、実施設計の真っ最中です。


空に続く大きな吹抜と大開口・・・そして特殊なマド・・・
完成形をイメージしながら、
住工房つくばの杜 なりに、どう表現していくかを目下模索中。。
( またそのことはいずれ。。 )

基本が固まった段階で、
住まいの核となるリビングと気持ちのいい階段の有り方を
再検討させていただくことにしました。

ひとつひとつの積み重ねが
居心地のいい豊かな空間になる要素をつくり上げていきます。

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家づくりごとに、出会いがあります。

どちらかというと引っ込み思案な私が、
色々なご家族と出会い、、その過程で成長させていただけるのも、
この仕事のお蔭だなぁと、最近しみじみと思うのです。。

  自分を活かせることを精一杯やる

  ご縁がある方々と繋がる…
  自然な流れに逆らわない…

生きていれば、色々あるのが当たり前。
その度に成長させてもらっているのですね。。感謝☆



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『建築を考える』Peter Zumthor(ペーター・ツムトア)



Peter Zumthor(ペーター・ツムトア)による『建築を考える』を購入。

葛西薫、口絵写真が杉本博司によるブックデザインのPeter Zumthorの本。



2009年の建築界のノーベル賞ともいわれる「プリツカー賞」を受賞したスイス人建築家


最高傑作とされることが多い
Peter Zumthorの手による
スイス・グラウビュンデンの温泉施設「Thermal Baths(テルメ・ヴァルス)



なんとも凛々しくひとつの建築がこれほど周囲の環境をつくるか。
というような風格ある建築。



Peter Zumthorは、中世の石工が石を彫るように 身をけずり、
魂をこめてつくりつづけている。光を求めて
――安藤忠雄(建築家)



ひとつひとつの建築に携わるとき、
魂をこめて、
カタチに見えない何かをずっと追いかけています。


素材、土地がもつエネルギー…
詩的で情感にみちた建築空間を生み出す。
 



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スイス漆喰


梅雨の合間をぬって

コツコツと進めてきた下地づくり

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クラックが入らない様、
長期間にわたる下地づくりがようやく終わり、


ミネラル下地塗りが出来たらいよいよ・・・

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外壁の仕上げ工事。

スイス漆喰カルクウォールの吹付

全容はベールに包まれていますので、
仕上り具合だけ公開します。

DSC05543

どうです?キレイな仕上りだと思いませんか?


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陰影がつくりだす立体感と奥行き感。
刻々と移り変わる陽の光が多彩な表情を造り出してくれます。
朝日もキレイですが、夕日もキレイでしょうね。

DSC05548


このベールが取れる時には、最高のアングルで撮影してみせますので
こうご期待ですね、Oさま。

外壁が仕上がるにつれて、ドキドキするお施主さま。
ドキドキワクワクしているのは私も同様です。


内部も木工事が完了し、仕上工事に進みます。

完成内覧会の時は、ぜひ、多くの皆さんにご覧いただければ嬉しいです。




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