1-4
「ヤダ、もう嫌だよぅ……お願い、謝るから……ぐすっ、もう許して」
完全に屈服して、彩香は鼻をすすりながら懇願してくる。
その表情は、中学時代における辛い記憶を慰めてくれるようで、胸が躍った。
「助けて……お母ぁさん」
最高だった。もっともっと、コイツを泣かせてやりたかった。
ズボンの中では、肉棒がいきり立って、痛みを訴えている。
このまま足を広げさせて、最後まで犯してやろうかとも考える。
(でも、さすがにマズイか?)
けれども、このままセックスしたら、妊娠の可能性もあった。
そうなったら、堕胎させればいい――とまでは、悠太には踏み切れない。
悠太の母親は、産婦人科の医師だ。子供を育てている現在でも、知り合いの先生がやっている産婦人科病院で、週に3日のペースで働いている。
堕胎の危険性や、倫理的な意味での怖さなど、以前からよく聞かされていた。
まだ自分の子供なんて欲しくないし、生でセックスするのはどうにも気がとがめた。
左手を頭にやると、彩香はぴたりと泣き止む。
そんな彼女に、訊ねた。
「彩香は、いつも避妊はどうしてる? やっぱりゴムとか……もしかしてピルを飲んでるとか」
もしもコンドームを持ち歩いていたり、避妊薬を飲んだりしているなら、心配などせずに犯すことができる。
だが彩香は、質問に否定で応えた。
「あたしは今まで、避妊なんてしたことないから」
……ちょっと、げっそりとする。
このバカは、避妊もしないでヤリまくっていたのか。
「じゃあ今まで、運が良かったってトコ?」
「そうじゃなくてぇ……」
その応えに、違和感を覚えた。
ちょっとのあいだ考えて、ひとつの可能性を思い付く。
「もしかして彩香、男とヤッたことがないとか?」
「うん」
素直にびっくりした。
ヤンキー女の彩香が、まさか高校2年生になった今も、まだ処女だなんて。
(でも、納得できる部分もあるか)
彩香が素行を乱したのは、父親がよそに女を作ったことを原因としている。
そう考えれば、この娘が男を嫌って、男と距離をおいていたとしても不思議ではなかった。
中学時代のことを思い出してみても、確かに彼女が男のヤンキーとつるんでいたところは、あまり見たことがなかった。
悠太を虐めるの仲間たちも、みな女子ばかりだったし。
「ははっ、そうか……まだ、処女なんだ」
となればよけいに、今すぐに犯すのはもったいない。
きちんと状況を作り上げて、その上で心ゆくまで楽しみながら、一生で一度しかないはじめてを奪ってやりたかった。
「さて、と」
股間のモノは力が入りまくっていて、そろそろ我慢も限界だ。
セックスができないなら、あとはヤる――というかさせる行為は、ひとつだろう。
左手を離すと、命令した。
「ほら、いつまで寝てるんだよ。
起きて、床に正座するんだ。……こっちを向いて」
ぎくしゃくと筋肉を動かしながら、彩香の身体は言いつけの通りに、ベッドわきの床に正座する。
ちょうどベッドの端に座った悠太の、開いた足の間に入り込むようにだ。
「ひ……っ」
ズボンの前を開けて、トランクスをずらす。
布の下から現れた肉棒に、彩香は引きつったような悲鳴を上げた。
処女なのだし、男の勃起したチ×コを見るのは、当然はじめてだろう。
床に正座した彩香には、悠太の股間はちょうど目の高さにある。眼前に突き付けられたグロテスクな肉塊に、顔を蒼ざめさせていた。
「舐めろよ、彩香。フェラチオだ……知らないとは言わせないよ? 本とか、女友だちとのエロ話とかで、やり方はある程度わかってるはずだ。
歯は立てるな。噛みつこうなんて、許さないからな」
「や、あ、ああ……んぇあ」
左手の操りは、絶対の力を持つ。
表情を引きつらせながらも、彩香の顔はペニスに向かって近づいていき、そして口から舌が差し出される。
「ひっ、ひはっ、えあぁっ!」
ゾロリッと、なんともいえない感触がペニスに触れる。
(うわ……っ!?)
その感触に、おもわず腰が後ろに引けてしまった。
濡れていて、弾力があって、微細な凹凸でこすられる。そんなので、亀頭の裏側といういちばん敏感な部分のひとつに触られる。
耐えきれないようなくすぐったさで……ようするに、すごく感じてしまったのだ。
(やべっ、これじゃあすぐに出ちまうかも)
僕が身体を竦ませたのを感じて、彩香が一瞬だけ泣くのをやめて、驚いたように見上げてくる。
それでも左手の力に操られ、チ×ポを舐める動作は繰り返えされる。
「ひゃや、ひゃめへ、へあ……はわぁ」
舌をつき出しながらだから、何を言っているのかわからない。
そうしながらも彩香の口は動いて、もう一度、二度と、さっきと同じ場所を舐め上げてきた。
「おっ……うぁ」
こんなの、凄すぎる。今までオナニーしてきたときにはあり得なかった、未体験の刺激だ。
歯を食いしばる悠太だったが、口から耐えられずにうめき声が漏れる。
ムリだ。もうこれ以上、我慢なんてできなかった。
「咥えて、……先っぽを、口に咥えるんだっ」
「へぁ? んっ……んぶ!」
亀頭全体が、濡れた感触に包まれる。亀頭をくるむ口の中はやけに熱くて、人の体温ってこんなに高かったかと混乱するくらいだ。
唇がカリの辺りを締め付けて、軽く擦る。当時に、舌が先端の下の方に押し当てられる。
「うっ、あ、あ、イクぞ……飲んで、精液を全部飲むんだっ。……あ、おぁっ!」
「ふぐっ、っっんん!?」
あっというまに限界が破られ、たまらず射精した。
信じられないほどの勢いで、ペニスの中を粘液が脈打ちながら走り、先端から打ち出されていく。
ティッシュではない、熱い体温に包まれてその奥に精液を吐き出す感覚は、生まれてはじめてで、しかもたまらなく気持ちがよかった。
「っ……っ、くうっ」
「んぶっ、べはぁっ、んぐっ、おぐうぅ!」
彩香は唇を締めながら、口の中に吐き出された精液を命令通りに飲み込もうとしている。
それでも、操りの力で必死に飲み下そうとしても、予想以上の激しさに追いつけなかったらしい。
一部が気管にでも入ったのか、咳き込んで、それでも飲もうとして、苦しそうな声をもらしていた。
そんな苦悶の声を聞きながらも、悠太はセーブができない。……というか、セーブなんてするつもりもない。
(すげぇ、気持ちいい!)
むしろ彩香の後頭部を両手で掴むと、さらに根元までペニスを押し入れながら、最後の一滴まで吐き出す快感を夢中になって味わった。
「ふう……」
信じられないほど長く射精して、ようやくひと息つく。
「うぇ、げほっ、げほっ……ぐすっ、ごほっ!」
口を解放された彩香が、何度も咳き込む。
まさか吐くんじゃないかと心配になって、悠太は思わずゴミ箱に手を伸ばしかけた。
「ぐふっ、うあぇ……う、ぅぅ、ぁぁああぁ」
ようやく咳が落ち着いてくると、今度はまた泣きだした。
女の子らしい可愛らしい泣き方なんかじゃなくて、胸の中の苦しみを音にして吐き出すような声を出しながら泣き悶えている。
「はっ、はははは……」
そんな惨めな彩香の姿は、やっぱり笑える。
あの、彼女とその仲間から受ける陰湿なイジメで苦しめられていた日々が、まるでウソだったみたいだ。
(やったぞ! あの彩香に、僕のザーメンを飲ませたんだ。しかも、まだバージンののコイツに)
達成感が、胸にこみ上げる。
「あはは、はは……」
「うぅ、うぁあああっ」
真っ裸で床にうずくまり泣いている彩香を見ながら笑っているうちに、また下半身に力が入ってきてしまった。
いちどは半分頭を下げかけていたペニスが、また熱くなって膨張してくる。
「彩香、こっちを見ろよ」
ブリーチしまくった髪が乱れきった頭を、つま先でつつきながら言うと、首をのろのろと動かす。
前髪の隙間から、おどおどとした目が悠太を見た。
「顔を見せろって言ったんだよ」
ようやく身体ごと起こしながら、彩香はぐすぐすと啜り上げながら顔を向ける。
その顔は、ひどい状態だった。
涙で目の周りの化粧が落ちて広がり、とんでもないことになっている。
それに鼻からも口からも、鼻水とよだれ、それに飲みきれなかった精液があふれてこびり付き、ぐしょぐしょになっていた。
「ははっ、酷い顔だな」
「うう……ぐすっ、ぅぅう」
バカにして言ってやると、下唇を噛みながら嗚咽をもらす。
それを見下ろしながら、悠太はふたたび勃起した肉棒を指さして見せつけた。
「まだ、終わってないぞ。ほら、もういちど顔をこっちに寄せるんだ」
「う、ぁぁあ……ヤダ、ヤダァ」
いくら拒んでも、操りの力には勝てない。
彩香は四つん這いでにじり寄るようにして、悠太の股間に顔を埋めてきた。
あともう少しは、こんな調子で続きます。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。