<R18>
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短編集
「先輩、好きです」
「先輩、来てくれたんですね……」
一つ後輩の彼女は感極まったように見上げる。
「あの、まさか本当に来てもらえると思ってなくて……ごめんなさい」
そう言って視線をわずかに下げる。
そのままうつむいてしばらくモジモジしていたが、やがて意を決したように、ぱっちりとした目を上げた。
「先輩! 私の、こ、恋人になってください!」
その瞬間――まるで時が止まったかのように、世界から音が消えた。
風が吹き抜け彼女の髪が揺れる。
軽くよろめきそうになり、両足を踏ん張って耐えた。
人生はじめての女子からの告白。
驚いたけど、好意を向けられるのは正直、悪い気分じゃない。相手がこんな美少女ならなおさらだ。
でも、私もオンナなんだよ。
◆◆◆◆◆
白原ゆかりは、いわゆる不良系だ。
ブリーチした金髪をふわふわにパーマして、整った小顔を縁取らせている。アイラインもキツめに描いてるが、お化粧を落とせば随分と童顔になりそうだ。
やや小柄な身体はメリハリのあるスタイルで、そこら中じゃらじゃらとアクセをぶら下げてる。短いスカートをめくれば腿にタトゥーがあっても不思議じゃない。
そんな彼女が、うるうるした瞳と小動物のような表情で私の返事を待っている。ミスマッチ感ばりばりだ。
でも冗談とか罰ゲームとか、そーゆー類じゃなさそうなんだよね。なんだこれ。
「……やっぱり駄目、でしょうか?」
彼女は震える声でつぶやく。瞳は怯えたように潤んで、それでも視線を外そうとしない。
「いやあの……なんてゆーかなー」
「もし髪色が気に入らないなら丸坊主に……!」
「いや髪はかんけーないから」
なんか不穏な発言が聞こえた気がしたけど空耳だよね。
「先輩……私、そんなに魅力ありませんか?」
「いや、びっくりするくらい可愛いんだけど、そーゆーんじゃなくてね……はあ。あのさ、なんで私なの? 今まで接点なかったと思うんだけど」
自分で言うのもなんだが、私は地味なほうだ。
女子として最低限の身だしなみは心がけてるけど、背はそれほど高くないし、顔だって十人並みだ。スポーツも得意じゃないし、勉強だって世界史以外はテスト前の一夜漬けが欠かせない。
それでも、男子にコクられるならまだしも、なぜに女子!?
「はい先輩、一目みたときにビビッと来ちゃったんです。えへ♪」
「ビビッて……私、女子にウケる要素あったっけ?」
「愛さえあれば性差なんて!」
「いや、そこは気にしようよ!?」
「どんなハードなプレイだって、先輩のなら耐えてみせます!」
「ハードもソフトもないよ! つーか怖いよ!」
全力でツッコむ。私はノンケだ!
「私、ガッコ卒業したら先輩の子供産みます!」
「いや無理だから!!」
◆◆◆◆◆
結局、せめてお茶だけでもという懇願に折れ、学校から近いという彼女の家に行くことになってしまった。
オンナの涙はずるいってのを実感した。
「ホラ先輩、遠慮しないでくださいね。今日ウチに誰もいないから」
「お、お邪魔しまーす……」
かすかに貞操の危機を覚えつつ、玄関をくぐって靴を脱ぐ。
とんとんと階段を上がる彼女の後ろを着いていき、入った部屋は妙に殺風景だった。ほとんど机とベッドしかない。
「……綺麗にしてるんだね」
「えへ、ちょっと恥ずかしいかな。先輩がどんな女の子が趣味か分かんなくて」
「女の子の趣味なんかないよ私……」
なんだかもー溜め息しかでないや。
「お茶入れてくるから、どこでも座っててね先輩♪」
そう言って、この妙にテンションの高い後輩ちゃんは部屋を出ていった。
どこでも座れったって、どこに座るんだよ。ベッドには絶対座りたくない。
ぐるりと見回すと、机の上の写真立てが目に入る。思わず手に取ると、当然とゆーか、やはり私の写真だった。
……あはは。こうして見たら私も結構イケてんじゃん。
しばらく現実逃避してると、やがてジュースとクッキーの乗ったお盆を持って、後輩ちゃんが戻ってきた。
「あっ!……ごめんなさい。会ったこともない後輩が写真飾ってるなんてキモいですよね……」
お盆を持ったまましょんぼりするパツキンの後輩。
「ははっ、今さらだよ。それより座ろうよ。それ、どこクッキーなの?」
「えーと実は私、ママに習って…………」
そうして、ジュースとお菓子がなくなるまで、私と白原さんは喋りあった。彼女とは、これでもか!というほど趣味が合わなかった。
ちなみに白原ゆかり、意外にお嬢様だった。なんか悔しい。
◆◆◆◆◆
そうこうする内にお菓子もなくなり、この気疲れするだけの会話もようやく終わりか、というところで、おもむろに白原さんが私に向かって居住まいを正した。
「……先輩。お願いがあります」
「お、おう」
これ以上ないほど真剣な目だった。
つられて私も姿勢を正す。
「先輩……もう彼女にしてほしい、なんて我儘は言いません」
「……お、おう」
「ですが……一回だけ、ただ一回だけでいいので……ゆかりを抱いてください」
「お、おうぇ?」
ヘンな声でた。
目の前の後輩ちゃんは恐ろしいことを言い放って、ゆっくりと頭を床に着けた。
「一生のお願いです……先輩」
後輩ちゃんは頭を床に擦り付け、私の返事をじっと待った。
土下座した白原ゆかりの背中は、決意の重みに耐えるように強ばっていた。
って、そんなこと言ったって……。
「……ごめんなさい白原さん。好意は嬉しい、本当にすごく嬉しいんだけど……私、オンナの子を抱くなんて、どうすればいいのか分かんないよ」
白原さんは土下座のまま、静かに私の言葉を聞いた。
「ホントごめんね……」
よく見ると、小さな肩が震えていた。
かといって私にかける言葉もなく、気まずい沈黙が小さな後輩の部屋を満たす。
「……あー、白原さん?」
沈黙に耐えられなくなった私が声をかけようとすると、白原さんはぴょこんと頭をあげた。
「え、えへ? ごめんなさい無理言っちゃって」
ぺろりと舌を出す白原さん。
「私、たぶん断られるだろうって分かってましたよ」
そう言いながら白原さんは、なんにも気にしてませんよ?とばかりにふわりと微笑んだ。
将来、この子ほど、無条件に私を好きになってくれる人が現れるだろうか。
「実はパパが仕事の都合で海外へ転勤になったんです……」
「え?……」
「だから私、もう今しかない!って焦っちゃって……」
「白原さん……」
「でも想いを告げられたから、もういいんです。聞いてくださってありがとうございました、先輩」
白原さんは微笑んだままで、そう言った。
笑顔を浮かべる白原さんの頬を、涙が一すじ零れる。
私は…………。
「白原さん?」
「はい。先輩……」
小さな後輩は首をかしげた。
「私、よく分からないから……」
「はい……」
「だから白原さん、教えてくれる?」
「……え?」
「だから教えて。オンナの子の抱き方」
「えっ……先輩、でも……」
「なんだか私も、だんだん白原さんが愛おしくなっちゃったよ。実は私って結構チョロいかも。あはは」
白原さんは照れ笑いする私を呆然と見て、つぎの瞬間、猛烈に泣きだした。
◆◆◆◆◆
涙でぼろぼろになった化粧を落とした白原ゆかりの素顔は、おそろしいほどの美少女だった。女の私ですらドキッとさせられる。
キツい化粧は童顔がコンプレックスだったのかな。でも、これを隠すなんて勿体ない。
「先輩……私、どっかヘンですか?」
あまりのことにフリーズしちゃった私を、白原さんが不安そうに見返す。
私は慌てて首を横に振った。
「ううん……すごくキレイだよ」
「わあ。ありがとうございます先輩。それと、お願いなんですけど」
「もう今さらだし、なんでも言って」
「ゆかりって呼んでもらえませんか? エッチする時まで他人行儀は悲しくなっちゃいます」
白原さん……ゆかりは、はにかむように笑って(すごい破壊力!)おずおずと制服を脱ぎ出した。
「あの……先輩も脱いでください。シワになっちゃうから……」
「お、おう……あ! その前にシャワー浴びたい!」
「あとでいいですよ。先輩クサくないですし」
「でも乙女のたしなみとゆーか……」
「それに私、先輩のにおい好きです。興奮します」
「うわあ」
「うふっ、私、先輩の前ではヘンタイなんです。軽蔑しますか?」
「……まあ、今さらかな」
「えへへ♪」
そうして、お互い下着姿になる。
制服の時にも思ったけど、ゆかりスタイルいいな。背はどちらかというと低いほうだけど、童顔の彼女には合ってる。
胸やお尻はしっかりとふくらみ、触って欲しいと自己主張してるようだ。
「先輩……キスしてもいいですか?」
「うん、どうぞ」
少し屈むと、ゆかりは私の首に両腕を回し、唇を合わせた。私もゆかりの背中へ手を回し、彼女のからだを支える。
ぷるぷるとしたゆかりの唇の柔らかさに、私の乙女心がフクザツになる。
「んんー、んふ、んー」
首にすがり付き、無心に吸い付くゆかりが愛おしくなって、舌を少し出してあげる。
「あむ、はむはむ、んちゅう」
差し出した私の舌を必死ですするゆかり。私も負けじとゆかりの口内を探り、舌を招いてお互いの唾液を交換する。
からだを引き寄せ、裸のお腹を触れ合わせると、ゆかりは脚を絡めてきた。
「あふっ、んむ、ちゅー」
興奮して熱を持った肌が気持ちいい。
私は両腕に力を込めてゆかりを拘束し、口内を蹂躙しながら、すべすべの肌を堪能した。
「くふ!……んふ、ん…………ぷは」
存分に堪能して解放してあげる。
はあはあと息をつくゆかりは、夢見るような顔で私を見つめた。
「はあ、はあ……先輩……キスって甘いんですね」
「んー。私はそうでもなかったかな」
「じゃあキスが甘いんじゃなくて先輩が甘いんですね! 先輩、大好き……」
そう言ってゆかりは、猫が甘えるように頬をすり付ける。
さらに手を私の背中へ回し、ブラのホックを外した。締め付けが外され、呼吸が楽になる。
「先輩……私の下着は、先輩が脱がせてください……」
頬を染めたゆかりが熱い吐息とともに囁く。乞われるままにゆかりのブラも外し、胸を解放してあげる。
「あん……」
ぶら下がってるだけのブラを放り投げ、ついでにショーツも脱いでしまう。これで2人とも素っ裸だ。
改めてお互いの裸を見合う。ゆかりの胸の先端が隠しようもなく尖ってる。そして……やっぱりでかい。柔らかそう。触ってみたい。
「……先輩のハダカ、とてもステキです」
「そんな。ゆかりのほうこそ」
「ああ……私、この人を選んでよかった……先輩ぃ……」
ゆかりは完全に発情して抱きつき、そのまま私をベッドに押し倒した。
「先輩ぃ……あむはむ」
「ちょ、ゆかり!」
ゆかりは、その柔らかな唇で首筋に吸い付き、よく動く舌であごの裏をなぞった。
「ああん……先輩おいしい……」
「ひゃ! ゆか、って、うひっ!」
「声もかわいい……どんどん鳴かせたくなります……あ、この辺かな」
「ふひゃ! そこはダメ、やん!」
「私の舌、気持ちいいですか先輩……」
舐められてるところ以外からも甘い刺激が届く。いつの間にかゆかりの手が私の胸の先を弄んでいた。弄られた乳首が勃起してる。
私も興奮してるんだ。
自覚させられるとますます刺激がからだを痺れさせ、吐く息が熱を帯びる。
「……あはん……ゆかり……」
「先輩……私の胸も触ってください……」
突き出されたゆかりの胸の先端を、お返しとばかりに強くつまむ。
「あっ! やん……痛いです先輩……うむっ」
そのまま乳首を引っ張り、引き寄せて唇に吸い付く。吸いながら、ぐりぐりと乳首を捻る。
「……ああん、先輩、乱暴……」
「ゆかりが可愛いから……」
ゆかりが痛みに身をくねらせる。
私はもっと攻めたくなり、ごろりと回ってゆかりとからだを入れ替える。
「きゃっ……もっといじめて、先輩……」
そう言ってゆかりは両腕を開き、ベッドのシーツを掴んだ。ぬれぬれと光る目が真っ直ぐに私を見つめ、鼻孔が期待と興奮で膨らんでる。
ゆかりの胸をぎゅっと掴む。大きくて柔らかな乳房は、それでもしっかり上を向いている。肌もすべすべで、触り心地も最高だ。
私は悔しくなり、両手に力を込めて、ぎゅうっと絞り上げた。
ゆかりが目をきつく閉じ、眉を寄せる。
「ああ……先輩、痛いです……もっと……」
言いながら熱い息を吐く。
私はゆかりの胸を掴む指を強く曲げて、芯をほぐすようにぎゅむぎゅむと揉む。爪でかりかりと削るように、感じるところを探してゆく。痕がつくほどに爪を食い込ませる。
「ああんっ、自分でするのと全然違う……先輩好きぃ」
左手でお腹を撫で、柔らかいおへそをくじる。さらに下がり、陰毛に指を絡ませる。
こんもりと熱をはらんだ秘部へ指をかき分けてゆくと、もうすっかりどろどろに出来上がって、酷い有り様だった。
「うわ、ぐしょ濡れじゃん」
「あん、だって先輩、上手いんだもん……」
ゆかりは、もう我慢できないとばかりに膝をこすり合わせた。
2本の指で秘肉を開けば、ぬちゃっとした粘っこい音とともに、すっぱい雌のにおいが部屋中に立ちこめる。
中指を立てて濡れた秘裂に触れると、ゆかりのからだがビクッと震えた。かまわずに軽く爪で掻くと、秘穴からとぷとぷと愛液が湧き出す。
「あん! 爪っ、痛くて気持ちいい! ああっ!」
いくらでも湧いてくる愛液をすくってクリに塗りたくる。充血して膨らんだクリを2本の指でサヤごとつねる。
「ああっ、ああっ、いい! ああっ!」
シーツを掴むゆかりの指に力が入る。そろそろアクメに達しそうだ。
さらに激しく秘裂をまさぐり、乳房をきつく握り、汗だくの脇腹に噛みつく。
「ああっ、先輩! ああっ、あ――っ!」
ゆかりはびくっと強く跳ね、背中を浮かせて仰け反った。
「――っ!……っは! はあ、はあ……」
戻ってきたゆかりが私を見つけ、にっこりと笑った。
「えへ……イッちゃった……」
「ふふっ、お帰り」
「先輩、上手いじゃん。分かんないとか言ってたけど、実は経験あるんじゃないですか?」
「いや、まさか。本当に未経験だよ。女の子も男の子も」
「えー。じゃあ私が先輩の初めてだったんだ……嬉しい」
「えーと……そうなるのかな」
ゆかりはまだ力の戻りきらない腕を伸ばし、ベッドの下から何かを取り出した。
「……じゃあ先輩も、私の初めて、もらってください」
出てきたのは、黒光りする小振りのディルドーだった。
◆◆◆◆◆
「えっ! ちょ、ちょっと!」
狼狽える私。
目の前には、震える手でディルドーをかざすゆかり。真っ直ぐに私を見つめる目が、なぜか誇らしげだ。なぜ?
「私の初めては、初めて好きになった先輩にもらってほしいんです」
「いやだって……玩具でヤッちゃうの?」
「本当はおちんちんがいいんですけど……先輩、ないから」
「そりゃあ、ないけど!?」
「先輩だって、同じ女なんだから分かるんじゃないですか?」
「そりゃあ私も女だけど。でも……えー」
私がぐずぐずと逡巡してると、ゆかりは拗ねたように頬を膨らませた。
「じゃあ自分で破っちゃいます」
「え゛?」
そう言って、ホントに玩具を股間に擦り付け出した!
「うわ、待って! ちょっと待って!」
「だって先輩……」
「だから落ち着きなさいって!」
慌ててディルドーを取り上げる。
「じゃあ、先輩やってください」
「うっ……」
挑むように私を睨むゆかりと、中途半端に濡れてますます卑猥な偽棒を交互に見比べる。
「先輩お願いします……先輩がいいんです」
「あー、うー……もう! しょうがないなあ!」
「ありがとうございます先輩!」
「痛くっても知らないよ!」
「大丈夫です! 先輩に痛くされるの好きです!」
ベッドに横たわるゆかりの脚側へ移動し、右手に黒く光る偽棒をゆかりの股間に擦りつけ、愛液を塗りつける。同時に、乳房に突き立てた爪の痕を舐める。
「やん、先輩エッチい……」
「だって、ちょっとでも痛くないほうがいいでしょ」
「私、痛くても大丈夫ですよ?」
「私がダメなの!」
「ああん、もっと触って……先輩の手、どこ触られても感じちゃう……」
そうこうする内にディルドーはすっかりべとべとになり、ゆかりのほうも準備完了なようだ。ゆかりも察したのか、私に小さく頷いて脚を大きく開く。
私は左手だけでゆかりのヴァギナを開き、右手の黒槍をそっと膣口に宛てがった。
「……じゃあ、ゆかり。行くよ」
「うん先輩。お願い……」
ぐりぐりと棒先で膣口を揉むように動かすと、呆気なくぷちゅっとその先端が飲み込まれた。
「ああ……先輩ぃ」
ゆかりが感極まったように溜め息を洩らす。私は、黒棒がしっかり濡れてるのを再度確認し、貫くべく一気に体重を掛けた。
ぶちっと何かを突き抜けた感触があり、そのままずるっと奥まで飲み込まれた。
「ぐぎっ! いっ、だああああっ!」
「大丈夫!? ゆかり!」
「うぐっ……だっ大丈夫……だから、ゆっくり、動かしてみて……」
「え? でも、もう破っちゃったからいいんじゃないの?」
「イヤ……お願い、先輩……」
「分かった。我慢できなかったら言うのよ」
「うん、ありがとう先輩……いぎっ!」
歯を食いしばって痛みに耐えるゆかりを心配しつつ、右手をそっとストロークさせる。空いたほうの手で脚やお腹を撫でてあげる。
でも、どこまでやればいいんだろう? どんなに頑張ってもディルドーじゃ射精できない。痛みで浅く呼吸するゆかりを見ながら、そんなことを考えた。
「あ"っ……あ"うっ……ちょっとマシになってきたかも……うくっ」
「ねえ、ゆかり……」
「先輩、もうちょっと強くしてみて……」
言われるままにストロークのペースを上げる。溢れる愛液が空気と混ざり、ぐちょぐちょと卑猥な音を立てる。
「あっ、あ"っ、痛いけどっ、気持ちいっ、かもっ」
ゆかりの顔が紅潮し、呼吸が速くなる。さっきから撫でてるお腹も熱を持って暖かい。
「あっ、あっ! これっ、イケるかも! 先輩! もっと強く!」
もうどうにでもなれ、という気分で思いきり突きまくる。中をめちゃくちゃにかき回す。
「やん! やだ! イキそ! ああっ、先輩! 好きっ、好きぃ! ひぃー!」
ゆかりは派手に声をあげ、手足を突っ張らせつつ痙攣した。さっきよりも深い絶頂に沈んだようだ。なかなか戻ってこない。
その顔は満足げに緩んでいた。
……なんかムカ。
ゆかりに刺さったままの黒棒を、ずりゅっ、ずりゅっと再始動する。
「あひゃっ……し、しぇんぱい?」
「…………ふん」
「あひっ! ちょっ、待っへ? しぇんぱい?」
「うるさい。私はまだ満足してない!」
「らっれ、しぇんぱい! ひゃっ!」
「えいっ! えいっ! このやろっ!」
「あんっ! なんか妙に上手ひ! あひっ!」
「ここか! ここか! ここが良えのんか!」
「やらっ! そこばっかり、らめっ! ああっ!」
ゆかりはイヤイヤをするように首を振り、強過ぎる快楽から逃れようと手足をパタつかせる。
私は攻める手を激しく動かしながら、逃すまいとゆかりの手を掴む。
「そら、そら! イッちゃえ! ほら!」
「あ――!……あっ、やらっ! やらっ! もうイッたの!」
「まだまだイケるだろ! イケ! ゆかりイケ!」
「もうイッれ、イッれる! いひ――!……ああっ、らめ! 死んやう! 壊れひゃう!」
くにゃくにゃと力なくもがくゆかりを容赦なく攻める。乳房を力づくで掴み引っ張る。腿に噛みついて歯形をつけ、クリを舌で剥いて甘噛みする。
「あーっ! あーっ! ああ―――!」
ほとんどイキっぱなしだったゆかりが、一際大きな声をあげるとガタガタと震えだし、両脚でバタバタと激しくベッドを叩いた。
蹴飛ばされては堪らないと、黒棒を手放し離れる。
「あ――っ!……ぁ……」
ゆかりはからだをきゅーっと丸め、そしてぱたっと脱力した。股間に刺さったままだったディルドーが、ぷりょんと落ちた。
……えーと。
狂乱から醒めた私は、冷静に状況を見下ろす。
目の前のゆかりは酷いあり様だ。
ぱっくり開いた足の間から、愛液と血がこぼれてる。両乳房にはいくつも爪の痕が残り、左脇と腿に歯型まである。
完全に意識をなくしてる様子だけど、まあ呼吸はあるから死んではいないらしい。
……うわ、くさっ。
気づくとすさまじい性の後のにおい。慌てて窓を開けて、もう一度、ゆかりを見下ろす。
ゆかりは意識を失いながらも満足げに微笑み、白目を剥いていた。
私は自分のからだを見下ろして小さく溜め息をつき、その場で独り寂しくオナニーを始めた。
◆◆◆◆◆
次の日、ゆかりは登校しなかった。
◆◆◆◆◆
あの日の出来事は夢だったのだろうか。
そんなことを思いつつ、いつものように学校へ向かう。いつもの電車を降り、駅を出て、独り、学校通りを歩く。
そういえば、この辺だっけ……と何げなく視線を向ければ、そこにはあの、夢のような情事のあった白原宅があった。
激しく手を振りながら、少女が駆け寄ってくる。
「せんぱーい♪」
って、オイ!
「ゆかり!?」
「おはようございます先輩。今日もますますステキですね!」
今日のゆかりはナチュラルメイクだ。ジャラジャラアクセも全部外し、髪色以外はマジメちゃんになってる。
中身はアレだけど。
ゆかりはごく自然な動きで私の腕に絡み付き、ふわふわの乳房を肘に擦りつける。
だがな、そいつは私も持ってるんだよ。むしろ、嫌でも自分のモノと比べさせられ腹立つ。
「あんた、お父さんが転勤だって……」
「はい! パパは海外、ママは夜勤で家が使い放題だから、もう今しかないって!」
「うわ騙されたちくしょー」
「昨日はなんだか痛くて動けなかったんですけど、今日はもう大丈夫ですから先輩、しましょ♪」
「やんねーよ!」
「次はロープとかローソクも使ってみたいです!」
「だから、やんねーよ!」
ゆかりがふわりと微笑むと、そこだけ陽光が差したかのように明るくなる。
つい見蕩れてしまい、負けた気分になる。
ああ、もう私はコイツと付き合うしかないんだろーか……どうせならオトコがよかったよ……。
幸せ一杯の笑顔で私の腕にぶら下がる一つ下の後輩を眺めながら、どんよりとした気分になった。
「先輩! 私、必ず先輩の子を産みますから!」
「だから無理だって!!」
――Fine.
※ 残念ながら筆者にはG×Gの経験がないので、100%妄想です。
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