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「スマホ対応」ラベルを表示させる「方法」+α

今週末より、Googleのモバイル検索結果で、掲載サイト名の下に「スマホ対応」とラベルが出るようになりました。

まだラベルが出ても検索順位が上がったりはしないようですが、いずれスマホ対応の優劣が高い確率でGoogle検索順位に影響するようになるでしょう。

本記事では、サイト管理者向けに、「スマホ対応」ラベルの表示方法、そして、表示させる意義について考えます。

20141212scshot_tr

「スマホ対応」ラベルが出るとどうなるか

Googleの基準を満たしたサイトは、スマホの検索結果で、上記キャプチャ赤枠部分のような「スマホ対応」という文字列が表示されます。

現状では検索順位に直接影響はないようですが、多くの検索ユーザがこの表示の有無を確認するようになれば、スマホ検索での訪問数増や、それに応じた間接的な順位上昇効果も見込めるかもしれません。

また、今のうちにラベルを表示させておく(=Googleのスマホ対応基準を一定まで満たす)と、今後、順位への影響が出て来た際にも有利にSEOを継続できることになります。

ラベルを表示させる方法・ポイント

このラベルを表示させる方法については、昨日12月11日のGoogle「ウェブマスターオフィスアワー」(YouTubeを用いたライブカンファレンス)内で具体的に説明されていたので、そちらの内容を交えて、ポイント別にご紹介します。

1. モバイルフレンドリーテストに「合格」する

上記のオフィスアワーでは、Googleの用意した「モバイルフレンドリーツール」に合格したページが、基本的に「(スマホ対応)ラベル対象になる」と説明されていました。

・モバイルフレンドリーテスト
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

ここで自サイトのURLを入力すれば、Google基準から見た評価を簡単に調べることができます。

ここでの結果が
「モバイルフレンドリーではありません」
と出ればスマホ対応ラベルは表示されず、
「問題ありません。 このページはモバイル フレンドリーです。」
と出ればスマホ対応ラベルも表示されることになります。

a. モバイルフレンドリーテストに合格した場合のテスト結果画面

20141212mobilefriendlyl

b. モバイルフレンドリーテストに合格しない場合のテスト結果画面

20141212notmobilefriendly

上記のように、テスト結果画面では「スマホで見たときの画面」が掲載されており、合格しなかった場合の改善ガイド、特に、サイト開発者へ「どう依頼すればいいか」といったケースまで配慮したコンテンツも用意されています。

2. 改善のポイントを具体的に確認する

では今度は、モバイルフレンドリーテストに合格するための方法です。基本的には、テスト結果画面に表示されるガイドに従ってサイト改善を進めることになります。

技術的な実装については、やはりGoogleの用意した「モバイルSEO」というコンテンツを参照することも推奨されています。

・モバイルSEO
https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/mobile-seo/?hl=ja

また、12月11日のオフィスアワーでは、Googleから特に下記の説明がありました。
こちらも紹介します。

「基本的にウェブマスター側で気を付けることは2つくらいある。

まずモバイルフレンドリーな「デザイン」にすること。フォントが小さすぎないか、viewportは設定されているか、スマホでダブルタップしなければならないデザインにはなっていないか。

それと、Google botから見たときにもスマホ対応に見えるかどうか。例えば、メディアクエリがCSSファイル内にあるけどbotがブロックされて見れないと、スマホ対応とは認識されない。それと、クローリング。ユーザとbotが別のものを見る、クローキングやrobot.txtを利用したブロックは使用しないほうが良い。」

ところで、「スマホ対応」ラベルの導入は誰のため?

ここまで、取り急ぎ「スマホ対応」ラベルを表示する方法とポイントについてまとめました。

ところで、近年Googleは、サイト管理者に対し、スマホのユーザビリティ改善を強く推奨してきました。しかし、それをやったからといって、まだ直接順位が上がるわけでもなく、実際、現時点では「スマホ対応していない」サイトでも検索上位に多く掲載されています。

こうした状況では、リソースに余裕のある企業などならともかく、一定の手間のかかるスマホ対応を他より優先して行うサイト管理者は、あまり多くないように思われます。

あるいは、Googleがスマホ対応サイトを順位で優遇すれば、対応状況はぐっと変わるはずですが、まだスマホ対応サイトの数は少ないため、「役立つコンテンツを載せた人気のサイト」なのに「スマホ対応してないばかりに上位掲載されない」と言うケースも起き得ます。

となると、Googleは「スマホ対応」することの短期的なメリットをサイト管理者に示すことができず、結果、インターネット全体のスマホ対応状況はゆっくりとしたスピードでしか進まなくなります。

そんな中で行われたのが、今回の「スマホ対応」というラベルの表示です。このことでサイト管理者側は、より「スマホのユーザビリティ改善」を意識するようになるでしょう。するとインターネット全体のスマホ対応状況も進むようになり、そのときGoogleも晴れてスマホ対応の優劣を検索順位に影響させることができるようになります。もちろん同時に、Googleのスマホユーザビリティも総じて向上するでしょう。

このように、Googleの立場から見た場合、今回のラベル表示は、検索ユーザ向けという面とは別に、「サイト管理者向け」の施策という一面もあると考えられます。

自サイトで「ラベルの表示」を目指す意義

優れたスマホユーザビリティを考えるのなら、恐らく「スマホ対応」ラベルを出せばいいというものではなく、より多角的な見地からの改善が必要になるでしょう。

しかし本記事では、あくまで「ラベルの表示」という一点を軸に本記事を編集しました。

知識と技術に優れたサイト管理者やウェブデザイナーでない限り、まず「ラベルの表示」を目指してサイト改善を進めるのが、非常にわかりやすい目安になるはずだからです。

本稿にもあるとおり、Googleは、今回のラベル表示と時期を同じくして、日本語化されたウェブ管理者向けツールやドキュメントも豊富に用意し利用可能にしました。今までスマホ対応を(リソース的な原因から)進めていなかったサイトも、これを機会に対応に着手し、まずは第一歩を踏み出すことをお勧めします。

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