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 県選管は5日、衆院選の期日前投票の矢板市の投票所で有権者6人に小選挙区と比例区の投票用紙を誤って交付するミスがあったと発表した。小選挙区の用紙に政党名を書いたり、比例区の用紙に候補者名を書いたりした場合、投票は無効になる。

 県選管によると、ミスがあったのは矢板市役所の投票所。小選挙区の投票用紙自動交付機に比例区の用紙、比例区の交付機に小選挙区の用紙を誤ってセットして確認を怠ったため、午前8時半に受け付けを始めた直後から6人目まで、異なる投票用紙を交付した。6人目の投票が終わった時点で職員が誤りに気づいたという。投票用紙の再交付はできない。

 県選管は用紙確認の徹底を各市町選管に指示した。