2014年12月13日00時49分
山梨県南アルプス市選挙管理委員会は12日、衆院選で不在者投票を申し出た有権者37人に、誤って前々回2009年の衆院選で比例区に名簿を届け出た政党名の一覧を送付してしまったと発表した。
市選管によると、担当職員は前々回のデータを修正して今回用のデータを作成したが、誤って前々回のデータを印刷してしまった。3日から9日に不在者投票を申し出た37人に、投票用紙と一緒に、投票の参考になるように送ったという。10日に問い合わせがあり、ミスが判明した。
これまでに連絡が取れたのは22人で、そのうち20人は投票しようとした政党が前々回の一覧にある政党だったり、投票前だったりで、市選管の説明と謝罪を受け入れた。1人は棄権するという。
残る1人は一覧に投票しようとした政党名がなかったため、別の政党名を書いて投票してしまったという。そのため、再投票を希望したが、公職選挙法の規定で再投票できないという。
市選管は残る15人に引き続き連絡を取る。「今後このようなことがないよう、チェックシートや職員によるダブルチェックなどをする」としている。ミスが発覚して以降は正しい一覧を送っているという。
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