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 朝日新聞デジタルに設けた衆院選の投稿マップには、12日夕までに約1300件の意見が寄せられた。「投票しない」も約70件あった。なぜ権利を捨ててしまうのか。理由を探った。

 12日午後、東京・渋谷のスクランブル交差点。年代別で投票率が最も低い20代に尋ねた。

 「政治のことをよく知りもせず、無責任に投票するぐらいなら、しない方がいい」。ライブを見に仙台市から来たアパレル勤務、別府佑哉さん(25)は棄権するつもりだ。土日は仕事で、期日前には行く気になれなかった。新聞はとっておらず、ニュースは自分の関心がある内容だけをネットでみる。消費増税で服の売り上げは前年より減った。それでも、政治は遠いと感じている。