本日の経済ニュース
タカタ問題で各社が緊急増産 リコール拡大で部品確保に懸念 タカタ製エアバッグのリコール(回収・無償修理)が世界各地に広がり、自動車業界では交換部品の調達・確保が深刻な課題となっている。タカタは部品の緊急増産を始めたほか、他の部品メーカーも増産に乗り出し需要に応じる構えだ。ただ、リコール台数の急速な拡大に増産が追いついておらず、ホンダは国内の調査リコールを、事故の危険性が高いとされる高温多湿な地域から順に進めるなど対応に苦慮している。(田辺裕晶)
金属労協、ベア要求「6千円以上」 平成27年春闘方針で17年ぶり高水準 経営側は「一律」に難色 来年の春闘で多くの産業別労働組合が、賃金を一律に引き上げるベースアップ(ベア)について、17年ぶりの高水準となる要求を出す見通しだ。自動車や電機などの労組で構成する全日本金属産業労働組合協議会(金属労協)は12日、6千円以上のベアに相当する賃金改善を要求する方針を正式決定した。ただ、消費税率10%の時期が延期されるなど、景気の先行きに不透明感が漂う中、労使交渉の行方は混とんとしている。
ソニーがスマホを玄関の「鍵」にする新サービス 新会社が担当 ソニーは12日、スマートフォンを鍵の代わりに使い、住宅や事務所の玄関ドアを開閉できるようにする新規事業に乗りだすと発表した。暗号化や認証などの保有技術を活用し、生活をより安全で便利にするサービスとして需要が見込めると判断した。来年5月に専用機器を発売する。
KDDIのADSLサービス、再来年6月までにほぼ終了 光回線にシフト KDDIは12日、ADSL通信のうち、自社で主体的に提供しているサービスを来年9月で終了する、と発表した。「auひかり」など光通信によるブロードバンド通信に需要がシフトしていることを受けての措置。
17年ぶりの高水準 6千円以上のベア要求 「具体的な金額で提示」金属労協 自動車や電機などの産業別労働組合でつくる金属労協は12日、東京都内で協議委員会を開き、定期昇給分を確保した上で月6千円以上のベースアップ(ベア)を要求するとした2015年春闘の闘争方針案を決めた。7千円のベアを要求した1998年春闘以来、17年ぶりの高水準になる。来春闘では、連合が月給の2%以上のベアを要求する方針を決定。これを受け、金属労協は組合員の標準的賃金の2%に当たる6千円を軸に要求額を策定した。
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