ライフハッカー編集部 - 仕事術,時間管理,生活,生産性向上 10:00 PM
ランチ前に90%の仕事を片付けるための16の小ワザ
想像してみてください。ランチの時間がやってくる前に、満足げなため息をひとつつきながら席を立ち、ぶらりと車に向かって歩いてゆき、午後出かけるゴルフコースのことを想像しながら、のどかでストレスのないランチをとりに車を走らせる光景を。
これは現実にできます。仕事の90%を、いやそれ以上を、午前中に終わらせることは可能です。他の人がコーヒーのお代わりに手を伸ばそうとする頃、皆さんはMacbookをシャットダウンして、まったりすることができるのです。
どうやって? 私がこれから、生産性を高める16のすばらしい小技をお教えします。でも最初に、前提条件を決めさせてください。
第1に、仕事の定義は、みなさんがやる作業とします。会議はその対象外にしてもよいでしょう。第2に、このやりかたはパレートの法則に基づいています。パレートの法則によれば、80%の成果は、20%の努力から生まれています。午前中に仕事を終えるというのは、重要なタスクに対して、より少ない努力でのぞむということです。しかも賢いやりかたで。
1. 前の夜のうちに、次の日の計画をたてる
毎日、すべてのタスクと、次の日のいつそれをするのかをリストアップします。翌日の午前中にやろうとすることすべてを計画しておかない限り、生産的な仕事はできません。
ポイントは、多くのことを計画し過ぎないことです。やることリストのスケジュールを少なめに保ち、本当にすべきことを、きちんと達成できるようにしましょう。
2. 前の夜のうちに、オフィスの机を整理しておく
オフィスが散らかっていると、集中力が乱れます。机に貼ってある「ボブに今すぐ電話して!」という付箋が、1日をダメにしてしまうかもしれません。きれいに整理された清潔な環境に出勤することで、考えもはっきりとして、より仕事に打ち込めます。
3. とんでもない時間に起きる
本当に仕事を終わらせたいなら、それができるような時間に起きる必要があります。おすすめは、5時半から6時半の間です。朝の習慣にもう少し時間がかかるのであれば、起床時刻をもう少し早くしましょう。もちろん、寝る時間もそれに応じて早くする必要があります。
4. 運動する
朝の運動は、思考能力を向上させ、仕事の能率を上げ、より生産的にしてくれることが、科学的に証明されています。
ハーバード大学のJohn Ratey氏は、『Spark: The Revolutionary New Science of Exercise and the Brain』の著者ですが、「知性が必要な仕事において高いパフォーマンスを発揮する」には、運動が必要不可欠であると書いています。
簡単なジョギングや、30分間のヨガによって、そのあとの仕事を終わらせるための大変なセッションにむけて、準備万端になれるのです。
5. 予定表を守る
自分で予定した軌道から外れないようにしましょう。時間は限られています。予定表を崩してはいけません。予定を立てて、それに従えば、より多くのことが達成できます。
6. 流れに乗るのに20分かける
流れというのは、うまくはまっている状態を指します。これは、今やっていることに完全に没頭できていて、雑念がなく、高いレベル、早いスピードでものごとを達成できている状態です。
流れに乗るには時間がかかります。ですから、生産的になれていないとか、仕事に集中できていないと感じたら、そうなれるまで少し時間をとりましょう。
7. 60秒で決断する
決断するというのは、時間を食うものです。仕事の中で決断を迫られたら、1分の期限を切りましょう。決断の質は変わらないはずです、なのに費やす時間は少なくて済むのです。
8. ヘッドフォンを使う
ヘッドフォンにより、気が散ることを防ぎ、集中できます。「Harvard Business Review」では、労働者にヘッドフォンを着用させて、生産性を向上させることを勧めています。
9. 一番大変なタスクを最初に処理する
マーク・トウェイン氏は、「朝一番にカエルを食べれば、その日にそれ以上悪いことは起きないでしょう」と書いています。ブライアン・トレーシー氏はこの言葉をひとつの法則にまで昇華させました(そして、1冊の本まで書いています)。『カエルを食べてしまえ!』
最も重く、大変なタスクを最初に済ませれば、残りの1日の残りはとても生産的になるでしょう。
10. 文章を書くのは早い時間にする
文章を書くことは、精神的に負荷が高いタスクです。しかし、書くことにより脳はより集中し、生産性も向上します。執筆を1日の早い時間に行い、文章とその日の仕事、両方の品質を高めましょう。
11. 通勤しない
長時間の通勤をしているのであれば、それを避けるためにできることは何でもしましょう。長時間通勤を避けることによって防げるのは、時間を無駄にすることだけではありません。精神的な損害もです。通勤というのは1日のうちの最大のストレスのひとつです。そのレベルのストレスの後に仕事を始めるのでは、生産性は完全に失われてしまいかねません。
12. 会議をしない(電話会議もしない)
長い間働いている人なら、ほとんどの会議が時間の無駄であることはご存じでしょう。可能な限り、会議はしないようにしましょう。
13. 最初にメールをチェックするのをやめる
電子的なコミュニケーションは、会議と同じくらい集中を乱す可能性があります。もちろん、メールは必要です。大切ではあるのですが、朝一番にチェックしてしまうと、丸1日それに飲み込まれかねません。
14. いつものやり方にこだわる
何かを繰り返していると、そのたびに、よりよく、より早くできるようになります。やり方を編み出したら、それにこだわりましょう。それが生産性を高めるための入り口です。
15. 快適な環境にする
成功するための準備であれば、何でもやりましょう。それが、シャワーだったり、ひげそり、朝食、日記、瞑想、犬の餌やり、ブラインドを開けることだったならば──やりましょう。こういった準備の作業を済ませることは、生産性が高まる環境を作っていることになるのです。
16. 定期的に、自分をねぎらう
時計の時間をセットするか、必要ならタイマーを使いましょう。ある時間になったら、ひと休みします。そう、休むのです。カズー(紙のおもちゃの楽器)を鳴らし、紙ふぶきをまき、幸せのダンスを踊りましょう。自分をねぎらう時間です。ねぎらいを応用して、より多くのことを達成しましょう!
より多くのことをやりとげたい情熱と、止められないエネルギーを持っているのであれば、午前中で切り上げる必要はありません。仕事で幸せになり、満たされるのであれば、さらに続けましょう。午前中に90%の仕事を片付けられるということは、毎日100%以上の仕事をやり遂げられる可能性があるということです。
16 Tips for Getting 90 Percent of Your Work Done Before Lunch|Inc.
Neil Patel(訳:Conyac)
Photo by ShutterStock
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