聞き手・野上英文 須藤龍也
2014年12月12日11時47分
「安倍さん、議員の定数削減は公約にせえーへんの?」。大阪市に住むお笑い芸人たむらけんじさん(41)のこんなツイッターへの投稿が、インターネット上で大きな話題になった。政治家に対する不信感が共感の輪を広げたようだ。
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――なぜツイートしたのですか?
2年前の党首討論。野田佳彦首相(当時)と安倍晋三自民党総裁が、面と向かって「定数削減やって下さいよ」「やっていきますよ」「解散します」とやりとり。めちゃめちゃインパクトあったんですよ。でも今回、解散風のニュースが流れる中で、定数削減の話がまったく出てけえへんから、イラッとして書いたんやと思う。
――2年前の衆院解散は分かりやすかったです。
どっちが政権取っても定数削減やりましょう、と言うて解散した。定数削減しても国が潤うわけでなく、地方の声が届きにくくなるという意見もすごくわかります。ただ、2年間で、いの一番で絶対にやっとかなあかんかった。
――今回のツイートに反響があったのも……
みんなそう思っていたと思う。国会議員みんなが「そうしよ」って決めたら、いけますやん。この2年間、集団的自衛権も消費増税もゴリっといったしね。「じゃあ、やれるやん」って。
――投稿はネットニュースで「怒りのツイート」などと取り上げられました。
ふた開けたらえらいことに。ネット上は「たむけん、安倍批判」であふれてたけど、違うんです。僕はアベノミクスは0点じゃないと思っています。日本経済が真っ暗闇だったときに、安倍さんがすっと光を差してくれました。言いたかったのは、政治家としての姿勢です。
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